先日、京都恵文社であった駒形克己さんのトークショーを聞きにいってきました。
駒形氏は 二十くらいの頃 "LITTLE EYES"シリーズで知り、それからずっと
敬愛するデザイナーです。
6.7年まえに同じく恵文社で開催されたタクタイルWSに参加したことがあって
その時のお礼が言いたかったのと、産後半年経って、ものづくりへの気持ちが
むくむくして来たのと。
当時、わたしは取り組んでいた商品開発事業がうまくいかず(はた目にはうまく
いっていたのかも知れないのだけれど周りの理解が得られないとひとり怒っていた)
そのもやもやを氏にぶつけ、何かヒントが欲しいと願った。
"大丈夫、火のないところに煙は立たないから"
その時、その言葉を自分がどう捉えたか忘れてしまったけれど、それを機に
前に進むことができたし 要らない気持ちの切り捨てにも繋がったように思う。
3年ほど前に大病をされとても心配していたのだけど
無事に復帰を果たし、また国際舞台でばりばりと活躍されている。
今回のトークイベントでは日本デザインセンターにいた頃から
アメリカで働いた20代、帰国後の独立から今に至るご自身の話が聞けて良かった。
またいわゆる一般の流通にのせない本作りの話は、これからやりたいことの
お手本となるヒントがいっぱいだった。
●わたしがその時間に持って帰った宝のメモ●
あきらめない
いつどの時も自分が良いと思うものに正直であること
3つの提案(これは私も日頃心がけていて、自信になる)
きちっとすれば、人はちゃんと応えてくれる
狭い道を歩きなさい(これは、駒形氏が日本を離れるとき
永井一正先生に贈られた言葉だそうですが、わたしにもとても響きました)
暑い暑いお盆の京都にいって、よかったなぁ
しかし久々のブログでなんと拙い文章・・・
それでも、とどめておきたいある日のことでした。
そろそろ息子と一緒に開いて見よう。
http://www.one-stroke.co.jp/