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2014-2-22 1:05

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ミカン畑、耕して4年目

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今日で、独立してまる三年が過ぎました
明日22日からは4年目突入です。
本当はホームページを更新したかったんだけれど
更新方法がわかなくなってしまったという、本当に私のダメなところです。


この3年は紆余曲折、住む場所や関わること変えながら
なにか自分にできることを探してきました
できないことを学ぶ、地に根ざした産業を知るという意味では
今の観光企画のお仕事もとても身になってると思う。
でもきっとホントに感じるのは数年後。

地方では、デザインでなにかが変わるということ
価値があるものだということをうまく伝えられなくて
もどかしい時期もあったし、今もそんな局面は多い
でも少しずつ　いいお客さんとめぐりあえて、今があります。

こうやって　地方でこの仕事をさせてもらう醍醐味も十分に味わい
同時になにもかもできなければいけない地方デザイナーとしての
力量不足も痛切に感じているけど
これからもその繰り返し、繰り返しだと思う。

じゃあ、それも覚悟してこれからなにしていこうかと
考えているこのごろ。初心にかえる。
私が広告の仕事から離れて東京から豊岡に来たときに
したかったことは、紙のおもちゃをつくること。

会社に所属していたころに手がけていた商品があって
サンプルを仕上げるところまでいっているのだけど
それ以上推し進めることができなかった。
ひとりじゃ資金力もなくもう、気力もなくて会社も辞めた。

悔しくて悔しくて、押し入れに眠らせたまま3年たったそのサンプルを
このあいだひょんなことで出してみたら
やっぱりものすごくおもしろい。
一緒にみただんなさんが、わーおもしろい！と喜んで
これを仕上げようと言ってくれた。

あーそうか、とおもって。やっぱり最初にしたかったことが
一番強くて、一番だいじですね。


もうひとつ。
今、同年代がおもしろい。同年代が独立して数年経ってたり
生活の基盤みたいなモノをしっかり持っていて、その上につくる
仕事のかたちが様々で、とてもおもしろい。
バリエーション豊かな友人達が大好き。
ちいさな集い、商い、お金儲け、その場所にあるべくしてあるもの達が大好き。
だから、自分の持っているデザインの力やあらゆるもの、そのために
使えたらいいなと思います。

ハワイの帰りに、はっきりと気付いた
I　Love Local.
4年目からのミカン畑の1つの指針です。




海のそばでお菓子を作る彼女の名前。