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2012-7-9 22:34

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東京見聞録

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時系列ではないけれど印象に残ったこと



六本木の21_21 DESIGN SIGHT テマヒマ展
東北のくらし、食･住を支えるもの。作る過程。まさしく手間暇。
自分の生まれたところのことも一生懸命に思い出そうとした。
こんな展示が見られるなんて、やっぱり東京、不公平。

場内で流れる映像に見入ってしまった　こちらで少し様子が。




原宿のおもはらの森、完全に人工物なんだけれど。
東京にいるとこんな場所でも(こんな場所だから？）憩いを感じるのね。




就職して、表参道ではじめて食べさせてもらった鰻
いまだに忘れられません。関西の香ばしい、少しかたいのと違って
ふわふわとろけるような、関東の鰻。

せっかくだから老舗の名店にと、尾花にて。
4時入店、タイミング良く並ばずに入れました。
う巻き、白焼き、肝吸い、お重、昼間のビールも最高、また帰ったらお仕事頑張ろうと。
しかしここは、ひとりではまだ来づらい。
時間が自由になる編集者友人に感謝。



友人たちにこどもが産まれる。1人目、2人目。
会いに行ったら、母の顔の友だちがいて
でも皆、生き生きと仕事の話もする。
母の部分と友だちの部分と、奥さんの部分と仕事人の部分と。
人はどんどん、プラスに変わっていくんだな～

産休の焦りとか、ジレンマとか、たくさん聞くけれど
仕事だけしかしていないように思って
時折意味もなく焦る自分のようなのもいるのだし
どっちもどっち、ながーい道のりで見たらあんまり、変わらないんだろう。

それにしても私の周りには仕事好きが多い。
いつのころからか仕事を自分のものに出来てるんだろうね。




ほかには
ドイツの現代美術家のすばらしい展示を見に現代美術館に
谷川俊太郎さんの朗読を聞くために渋谷のヒカリエに
願えばこんな贅沢なことも、ヒョイと出来る場所。
お金がたくさんなくてもアンテナさえ立ってれば。


それにしても東京は、時間の流れが本当に速い。
たった5年前まで、どうやって住んでいたのかな～と本当に不思議。
すごく充実していたし楽しかったのは確かなんだけど。
ミカンニッキを見れば思い出すんだろうけど、もう長らく開いてもいないなぁ。

29歳で離れて、またいつか戻るんだろうか。
34歳の今はそうしたいとは思わない。
なくしたものもあるかもしれないけど、まあいいや～
関西は、またちがってて楽しい。

でも東京は
自分の目で確かめに、とか
手に入れに、とか
ドキドキしに、とか

あと、ぼんやりしすぎな時には必要な場所ではある、確かに。
私はどこも好きだ、うん。