特別教室に使っている貸し出し用鑿のセットです。
今回の中級教室用にそれぞれ10名分研いで、貸し出しています。
これが、なかなか大変で、毎回研ぎ直しているわけですが・・・。
鑿は、耳(刃の先端の両端)が命なのですが、複数のサイズののみを使用していると
粗野に使用する方が、毎回おられます。其の為に専用のケースを作っています。
使わないときには、所定の場所に収めて頂ければ、刃先がかち合う事は
無いのですが・・・。刃先が、端が少しでも欠けると鑿は、切れません。
注意してください。
それと、鑿のサイズは、3mm(1分)刻みで或るのですが
刃幅には、ゆとりが持たせてあるのが、普通です。若干幅が、広くしてあるわけです。
使用者が、耳の部分を研いで、所定の寸法にするわけです。
このことを知らない使い手が、多いので・・・。
知らなかった方。
一度、刃先をノギスで、測ってみてください。
正確な3mm(分)刻みとは、なっていませんので・・・。
大工道具は、使用者が目的別(軟材用、硬材用他)に仕立てて、また、使用方法をマスターして
初めて、本来の性能を発揮するのです。