2か月に一度の「刃研ぎ塾。今回は、初めて参加の方が、半数おられたので
砥石の準備の仕方や、種類、両刃、片刃の基本的なお話をして・・・
特別ゲストの本場三木市の台打ち職人「この道40数年のH氏が、応援に駆け付けてくれました」。
さっそく、鉋台の調整の仕方(この場合、鉋台の刃の両端にあるクリアランスの取りかたを実演を
してもらいました。
流石なのは、動作に無駄のない安全で、正確にできるコツを手際よく説明してもらいました。
これも初めて参加の方が、持参された鉋。「昭和」と銘が彫ってあります。
私とH氏の推測では、昭和30年の後半から40年代に作られた物かな?
良く(上手く)使い込まれていて、台の刃口には、刃口埋めも蟻型で埋められています。
でも、悲しいかな鉋台が、割れてて直しても本調子までには成りにくそうです。
私的には、鉋刃一枚で鉋台3回、新調するものだと伝え聞いています。
それだけ調子の良い鉋刃をこよなく愛用した結果ですね。