3月になってにわかに春めいてきました。
まさに「水温む春」です。
昨日開催した「刃研ぎ塾」
15年程前から年6回のペースで、定員13名でやっています。
今回は、過去最高の申し込み者25名から抽選で参加者を
絞り込みました。(初めての方を優先的に受け付けたので・・・)
抽選に漏れた方、すみませんでした m(_)m
少しだけ補うために「刃研ぎの準備編」を紹介します。
水タライに#1000のセラミック砥石2枚と#6000の仕上げ砥石×1枚。
もちろん、10ミリ厚板ガラスの平盤に#1000は#80、#6000は、#150
のサンドペーパーで、完全平面にしています。(この作業に、毎回半日位を
ついやいています。(砥石を平面にすることができないと、片刃の刃物は、研げないのです)
今回の参加者は、全員初参加。研ぎたい刃物は、色々・・・・・
「大工道具を中心にやってます」と説明すると年配の方から
「そんなこと、聞いてない(`ヘ´) プンプン」と言って、鎌、剪定ハサミ、包丁等を
並べ始め・・・・・」
しかも、全部「錆だらけ」の刃物類・・・・
他の方も、錆だらけの包丁・鉋・鑿・小刀・・・涙゚゚(゚´Д`゚)゚
募集チラシには、鑿・鉋・小刀・彫刻刀等、大工道具と
表記しているのですが・・・・・・
「じゃー錆取りをしながら、両刃の包丁研ぎから始めましょう・・・」と
結構冷静に始めかけたのですが・・・・
刃研ぎの準備の仕方から、「荒砥・中砥・仕上げ砥」それぞれの
用途から説明しながら、実演・・・すること1時間半。
午前中、実技(研ぎ体験)は、30分程度しかできませんでした。
疲れたので、明日に続きを報告します。