近鉄奈良駅近くにある、工藝舎さんでの展示会が終わりました。会場に足を運んでくださった皆様、工藝舎に関わる皆様、ありがとうございました。
人通りの多い奈良駅の路地裏どんつきにあるこのギャラリーは、表通りの喧騒が嘘のように落ち着いたとても「イイ味」の空間にあります。中は古い長屋をリノベーションしていますが、程よい照明と家具も程よく設置されていて、ディスプレイを楽しんですることができました。期間中はご来場いただいた方との会話や、良い空間に自分と主人の作品がしっくりはまっている様を眺める事を楽しませていただきました。
大阪大丸での風水土のしつらい展、大和郡山でのちんゆいそだてぐさ、そしてこの工藝舎さんでの主人との二人展と、もりだくさんの五月でした。昨年冬くらいから制作の目標が迷走気味で、迷いもあったのですがこの走り続けた5月のお蔭で、やりたい事や目標が見えてきました。
やっぱり私は、立ち止まって考えるのではなく、走りながら考えて答えを見つける人なんだな、と再認識しました。
先ずは工房を片付けて、糸や綿や色と向き合う日々に戻ろうと思います。
すごく忙しかったけど、楽しい5月でした。