インフルエンザ騒動で、ペースがおかしくなってしまった日々が落ち着いてきて、いつものバタバタした日常に戻ってきました。年明けからできていなかった糸紡ぎを二日間ほど集中してやってみました。
左手で綿をふんわり持ち、目で綿の出具合を確認しながら、右手で糸車を回しつつ、糸車の音を聞きながら、左手で撚りの強さや綿の出方を感じながら糸を引き出していきます。右手も左手も目も耳も使い、それぞれがそれぞれの役割を果たしながら、「紡ぐ」という作業を完成させていきます。
身体の感覚全部を使うようなこの作業は、グッと作業に入り込み集中を要します。
紡げば紡ぐほどに課題が見える奥深い作業でもありますが、終わった後は、なんとも爽やかな気分にもなり、やっぱり糸紡ぎは良いなと再確認できました。
できれば、毎日少しづつ紡いでいきたいと思います。