鉈(ナタ)・斧(オノ)・鉞(マサカリ)等・・・
薪ストーブ愛好家や山仕事には、必要な道具。
3種類ほど紹介します。
刃の形こそ違いは、ありますが共通点は、両刃(諸刃)と呼ばれる道具です。
他の両刃の仲間道具に、釜(カマ)や手斧(チョンナ・チョンノウ)そして日本刀・・・・・
一番身近な道具として、包丁(片刃の包丁は、省く)もこの仲間になります。
特徴は、「切れ味」を求める片刃の道具(鉋・鑿・小刀・等)に対して
耐久力を求めるため、楔(クサビ・△)方をしている点です。
日本の刃物は、資源の少なさ(鋼は、貴重品)や維持管理(研ぎやすさ)
また、切れ味を求めるために、現在の形になったと思われます。
共に硬くて脆い鋼(ハガネ)を柔らかい地金(ジガネ)で、強度不足を補い
研ぎやすさと耐久力を求めた結果この構造になったと思います。