夕ごはんを作っている時に、台所で折り紙をしていたムスメが、奴さんを上手に作れなくて、怒り出しました。角っこと端っこを合わせると綺麗に折れるよ〜とアドバイスすると、上手にできたらしくその後は、鼻歌交じりに色とりどりの奴さんを作り上げていきました。
同じ日の昼間、陶芸家の主人が作品を入れる桐箱の紐が上手に結べず、眉間に皺を寄せて四苦八苦していました。たっぷり時間をかけてなんとか完成した後、二つ目はささっと仕上げ、「もっと上手くなりたい!」と強い目で桐箱を抱えながら宣言していました。
そして同じ日の夜、テーブルセンターの房の始末が面倒で、でも納品が迫っているので重い腰をあげて取り掛かっていたら、3枚目くらいから、コツを掴み楽しくなってきました。
諦めずに続けたら良いことがあると、家族が全員学べた日でした。