春のように日差しが柔らかく、暖かい朝でした。こんな日は、犬達を連れて近所の川べりに散歩に行きます。太陽の光を受けてきらきら輝く水面を見ていると、冬の真っ只中にいるのを忘れてしまいそうで、このまま春にならないかな〜と、あり得ないことを願ってみたりします。
年が明けて、一ヶ月余りが経ちました。昨年は、大好きだった女性が亡くなった事を伝え聞き、中々認めたくなかったのですが、喪中欠礼の葉書が届き、伝え聞いたことが本当だと知りました。物を選ぶ確かな目を持ち、デイスプレイのセンスがとても良く目標とする人でした。いつも背筋がピンと伸びて、エレガントに軽やかに動く姿が思い出されます。
今の生活や制作のことなど、聞いて欲しい話が沢山あったのに、とても残念です。
そして、阪神大震災から20年。揺れた瞬間のこと直後の事は鮮明に覚えているのに、その後の事は断片的にしか、思い出せません。月日が経ったんだなとしみじみ思います。
日々平穏に生活を送れていることに感謝しつつ、背筋をピンと伸ばして生きていきたいなと、改めて思いました。