松江城天守閣。
今は、国の重要文化財天守ですが、かつては、国宝でした。
関ヶ原の合戦で東方で活躍した堀尾忠氏が24万石を領して、現在の松江城や城下町を建設し
城普請の名人と称えられています。
お城の内堀と外堀を廻る堀川めぐりは、小一時間。
船頭さんのガイドで、お城にまつわるエトセトラあれこれ・・・
興味があったのは、椿や松の木が、植林され椿油や松脂から必要な油を自前で
生み出してたことが、現在の地球に優しい循環型社会のお手本みたいな
施策をしてた点です。
お城の外壁は、白漆喰と下見板張りで、施されているのですが
松の煤煙と柿渋と日本酒で、練り上げた塗料で、防腐処理された木部塗装技術です。
あと・・・。特筆すべき点は・・・
天守閣二層の「包み板」。
鎹(カスガイ)やフンドシ金具で、補強され
必要なサイズの柱に補強され使われて、尚且つ「チョンナ」で仕上げられた柱の
仕上げは、もう国宝だと思うのですが・・・。
明日に続きます・・・。