現在のアメリカ楓。良く見ると種が、色つきたわわに実ってます。
北風が、吹きかけると見事な紅葉を見せてくれる楓類。
木工芸的には、やはり優良工芸品を生み出します。
その一つが、ハード・メープルに現れる「バーズ・アイ・メープル」と言う木理なんですが
材としては、白くて堅くて粘りのある使いやすい木理なんですが、時として鳥の目みたいな模様が
出てきます(だから、銘木または、貴重材)。
この木の場合生長するときに小さな瘤が無数に生まれてきて板状にカットすると
この様な模様(木理)になると推測されます。
当然、鉋で仕上げるには、逆目が出やすいので刃口を詰め、刃先は28度位に研ぎあげ
薄く、軽く削らないと「逆目」が止まらないので注意が、必要です。
箱の上に乗ってるのが、熟した種です。風が、吹くと転がって行って
繁殖地を得るのでしょうね・・・・・。