イギリス製のドロー・ナイフとキャビネット・スクレーパーと日本製の斧。
ドロー・ナイフとスクレーパーは、刃物の種類で言えば、片刃の刃物で
日本製の鑿や鉋と同じ仲間です。
違う点は、全鋼(刃物全体が、ハガネで出来てる点です)
日本製の刃物は、地金(極軟鉄)と鋼を合わせた作りになっているので
研ぎやすい利点と刃裏の裏すきと相まって、最高の「切れ味」が
実現できるわけです。
※ 昨日「栃の実」のことをブログしたのですが、今日、播州地方の方から
聞いた話で、「栃の樹は、飢饉の時でも切るな」という言い伝えが
あるそうです。栃の実が、非常食になるというのが訳なのかは、解りません。
私たちの地方では、彼岸花の球根が、生食では毒なのが「あく抜き」をすれば
「ユリ根」と同じような食感になって、飢饉の時、料理するのだときいてます。