先代が残してくれた道具の数々。
鉋刃は、使うたびに刃は、摩耗し研げばなおさら
短くなっていくものです。
また、気に入った鉋ばかり使うので、鉋台も薄くなっていくもの・・・。
昔は、鉋刃ひとつで、台は3度打ち直す。と言われていました。
鋸も当然、目立てしないと切れなくなります。
私は未熟で目立ては出来ないので、目立て屋さんにお世話になります。
その時に鋸の良し悪しを聞くと大変勉強になるものです。
金物の街「播州三木市」でも、目立て屋さんが後継者不足と高齢化で
存続の危機を迎えています。
替え刃式鋸には無い切れ味があるので、伝統を守る意味でも目立て屋さんに
目立てお願いしましょうよ。