今日は、木彫り教室1の日なんですが・・・。
木彫りを初めて25年以上経っているのですが、最初の頃は、木の葉のブローチと
クレマチスの花の木彫りばかりでした。仕事柄、初心者用には花の小物を彫ることが多く
繰り返し何十個も同じものを繰り返し彫っていたことを思い出しました。
先輩から、「こうして形と刀の使い方を覚えるもんや・・・」などと言われて
仕事をやらされてたように思います。
当然、楽しい筈もなく「木彫りは、仕事でやっているだけで、好きではない」と平気で言っていました。
そんな事では、上達なんてしません直ぐに壁に突き当たって、上手く彫れない日が、続いていました。
ある時、違う先輩(鍛冶屋さん)が、「上手くなりたいんやったら、もっと本物を見るべきや」と
実物の花に勝る教材は、在りません。良く見て特長を描き止め、手本に彫る。
このことを原点に木彫り教室をしているように思います。
この花壇は、自分用に庭先で、作ったものです。
夏場は、「ポーチュラカ」を育てるのが定番で、朝日が当たると咲き始め
夕方、日が陰ると花がしぼむ。
見ていると自然界の営みを感じます。