平成24年2月現在、三木市で認定登録されている伝統工芸士は、18名しかおられません。
そのメンバーの一人で、鉋鍛冶の山本芳博さんの鍛冶場を訪ねてみました。
重油を燃料にした釜。1200度くらいまで調整できるらしい(鍛冶屋さんは、熱せられた鋼の色で
わかる)この炉で、やわらかな地金と堅くて粘りのある鋼を合わせます。
釜で、熱せられた刃物をハンマー(スプリング・ハンマー)で、〆たり?(表現が、間違ってるかも・・・)
形を整えたり、鍛えたり・・・。鍛冶場では、一番ポピュラーで、使いこなすのが、難しい機械です。
足ふみペダルで、強弱が付けられます。
合理化、採算性、省力化、数値化、IT化して欲しくない職人気質のモノ作り。
その人の生き方、人柄、作る姿勢が、好きになってしまう・・・。
不思議な世界が、兵庫県三木市には、残っています。(私の世界遺産です)