続いての見学先は、モリシゲ漆工房です。
はっきり言って、こんなに立派な家具メーカーさんは、初めてです。
従業員さんも130名位勤務されてて、それに見合う工場規模で・・・。
よって、見学コースも常設されてて、見せる事を意識したレイアウトになってました。
今回は、漆工房の見学コースを紹介されました。
椅子類は、北海道産の良質のカバ材で、テーブルとかの板ものは、フラッシュ(ハニカミ工法)で
心材を張り、麻布にとの粉と漆を練り合わせたもので、塗装下地を作ります。
伝統工芸士さんが、6名、別々の個室ブース(工房)で、作業されています。とても、クリーンで
綺麗なお仕事ぶりです。
続いて、ショウ・ルームへ・・・。移動。
普通の家具屋さんの10倍位の規模です。そこには、500万円の下駄箱や200万円クラスの
座卓などが、ずらりと並んでいまして・・・。
私的に好きなのを写真だけ、撮らして頂きました。
欅の菓子器です、本印籠作りで仕上げに炭と漆を混ぜた仕上げになっています。内側は、欅の質感が
解る様に、摺り漆で仕上げられていました。(たぶん)
きっと、この工房で、作られた作品は宮内庁ご用達とか著名人に愛され、日本の漆文化を
世界中に発信しているのだろうな?
髭の殿下の視察風景の写真が、パネル紹介されていました。