15名分の彫刻刀を毎週、研いでいます。
一人分が、10本組なので150本と特殊サイズの彫刻刀を入れると200本くらいに
なります。
先輩先生(79歳)の鉋。刃口が、広くなって使いにくくなっていたので
赤樫の木口で、つめてやることにしました。鉋台の刃口に8ミリ幅の溝を掘って
木端に接着剤を塗って、つめてやり圧着です。
クランプを外したところ。
刃を入れて、刃口の透き間を作ります。出来るだけ狭く、鉋屑が通るだけの透き間にします。
台尻と刃口が平行にあたる様に台減らし、表馴染みの下側は、強めに台を減らします。
これで、使いやすく調整もしやすく、逆目の出にくい鉋になったと思います。
興味を持った方は、刃研ぎ塾か、木工倶楽部へどうぞ・・・。