今日は、半年ぶりに兵庫県三木市にやって来てます。
目的は、鉋台打ち屋さん、鉋鍛冶屋さん、ノコギリの目立て屋さん
そして、刃物メーカーさん。
最初に寄ったのが、鉋の台打ち屋さん。
ちょうど、鉋台の表馴染みに溝を入れる作業をされていました。
上記の作業の後は、この作業場所で、微調整と仕上げをされます。
胡坐を組んでの作業姿勢は、かっこよく、職人さんの仕事が、効率よく無駄のない
手順で、次々とこなしていかれるのを見ているだけで、感動してしまいます。
そこには、使い込まれた手工具類(鉋・鑿・鋸等)が、自在に使われていきます。
機械では、出来ないことを手業(てわざ)でこなしていく、まさに職人芸です。
こんな古く使い込まれた鉋の刃に、新しい鉋台を仕込んでいきます。
良い鉋は、鋼が尽きるまで使用できます。人間(わたし)もこうありたいもの・・・。
この道40年の鉋台打ち職人H氏。「後継者を作りたい」の言葉が、耳に残りました。
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