前回より、少々難しい継ぎ手。「上端留め7枚蟻組接ぎ」という長い名前の
継ぎ手の実習です。これが出来たら、テレビ・ボードとかの板組の棚類が
かっこよく出来ます。
初回同様に墨付けの手順の説明。この図は、立て板側の墨付け
横板側の墨付けです。
鋸で、大まかにカットして、鑿で加工していきます。仕上げは、木口を水で濡らし
あて定規に沿って鑿を入れて行きます。
墨線の半分残す気持ちが、大切です。
仮組です。ここまでして、ちょうど時間切れ。
我が家のテレビ・ボードです。材料は、スプルースの柾目板。アクセントに契りを
両端にして、今回の上端留め継ぎ蟻組接ぎで、組んでいます。
このくらい大きなものの方が、加工はしやすいので、皆さん挑戦してみてください。