今日は、木工倶楽部になって一回目の活動です。
作品作りをするのではなく、木工技術の向上をめざしたカリキュラム
にしてみました。
基本となる仕口・継ぎ手をマスターしながら、高度な木工が
出来る様になる・・・。そんな、学習をしていきます。
まずは、7枚蟻組です。一回目にしては、ハードルが高いのですが・・・。
概略の説明を黒板に記しました。
墨付けの見本です。
墨線を残して、ノコギリでカット。うまく切るコツは、「鋸の背を鼻の下で、
見て、墨線を2方向と照らし合わせながら、静かに切る」です。
鑿の使い方は、鑿の重さを感じながら、墨線の半分を残すような気持ちで
彫っていきます。
裏ワザ・・・掘りたい所に水を塗っておくと、あまり切れない鑿でも、
刃あたりが良くなり、綺麗に仕上がりますよ・・・。
柔らかい、材種の木は、墨線残し気味で・・・。堅木は、墨線は残しません・・・。
そんな気持ちで、仕上げられた仕口は、透き間なんてない継ぎ手になります。
皆、がんばれ・・・。
二週間後の出来映えが、楽しみ。みんなで楽しく合評しましょうね・・・。