所在地:兵庫県淡路市 設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所 竣工 1991年。
淡路島建築続きます。旧東浦町にある真言宗の寺院で、水御堂(みずみどう)と呼ばれる
本堂が安藤忠雄設計の寺院建築です。
鉄筋コンクリート造の円形の蓮池の地下に本堂があるというユニークな構造です。
蓮池の身頃は7~9月。私が行ったのは3月・・・何とも無計画な建築探訪となりました(汗)
ご覧の通りの殺風景な蓮池の姿でしたが、最後の写真でこの建物の全体を知ることができます。
池を切り裂くような階段を下りると、朱塗りの回廊があり、西に向いた大扉からの光が本尊を朱色に
染めるという仕掛けです。そういえば、小野市の浄土堂で見たのと同じ演出効果です。
蓮池が美しい夏の夕暮れに見に行くのがベストですが、最近は木々が成長しあまり陽も射さなく
なってきてるとか・・・なかなかうまくいかないものですね(汗)
※建築主・建物管理者の方々へ