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切り抜き詳細

発行日時
2012-11-29 10:06
見出し
楽しく「防災運動会」 バケツや担架リレー 篠山市
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6218 楽しく「防災運動会」 バケツや担架リレー 篠山市への外部リンク
記事詳細
 防災にも楽しさを―。 西紀南小学校グラウンドで11月24日、 「西紀南ふれあいの集い」 が開かれた。 住民の交流を目的に毎年行われている恒例の事業だが、 今年は運動会に手づくりの担架や消火活動など、 防災の要素を取り入れたユニークな企画で、 その名も 「防災運動会」。 東日本大震災も記憶に新しく、 いつ起きか分からない災害に備え、 楽しみながら防災を学ぶという新しい試みに挑戦した。  企画したのは同小学校区の住民らでつくる 「西紀南まちづくり協議会」 (織田正徳会長)。  昨年は東日本大震災の発生を受け、 支援活動にと黒枝豆を宮城県南三陸町に送り届けるなどの活動を行った同地区。 また、 約30年前に発生した大水害で甚大な被害を受けた場所でもある。  毎年防災訓練を行っているが、 震災や過去の経緯などから、 協議会内で 「今年はふれあいの集いにも防災の要素を」 との声が上がり、 防災運動会を開くことにした。  運動会では、 ▽竹と毛布でつくった担架を運んでリレーする 「早くけが人を」 ▽バケツとペットボトルに汲んだ水をリレーし、 ポリ容器を満杯にする 「みんなで消火だ」 ▽食料として用意された袋菓子などを取りに行く 「食料が来たよ」 ―など、 4種目をチーム対抗で実施。 あいにくの天候だったが、 子どもから大人まで、 参加した住民らは競技を楽しみながら、 防災知識を学んだ。  担架リレーでは、 「これはしんどい」 「けが人も大変」 などと口々に話しながらも、 迅速な救助活動を行っていた。  織田会長は、 「篠山は災害が少ないというものの、 何が起こるかわからない。 運動会や普段の防災訓練を通し、 少しずつでも備えをしてもらえれば」 と期待。 市防災係は、 「防災というとどうしても構えてしまうが、 本当は普段の生活に身近なこと。 ユニークな取り組みを通して、 大人も子どもも楽しみながら自主的に防災を考えるきっかけになったのでは」 と話していた。