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切り抜き詳細

発行日時
2012-11-29 10:05
見出し
育樹活動で全国表彰 丹波おおやま里山オーナー会
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6215 育樹活動で全国表彰 丹波おおやま里山オーナー会への外部リンク
記事詳細
 篠山市大山新の里山林の整備活動に取り組んでいる 「丹波おおやま里山オーナー会」 (後藤明次会長、 17人) が、 地域の育樹活動の普及や向上に著しい実績をあげたとして、 「全国育樹活動コンクール」 で入賞し、 同コンクールの主催団体 「国土緑化推進機構」 から理事長賞を受けた。 同賞は全国の7団体、 個人3人に贈られた。 同会副会長の山本隆之さん (74) =同市東岡屋=は、 「活動10年目の節目に栄えある賞を受け、 ありがたいこと。 こつこつと続けてきたからこその成果。 今後も地元との交流を大切にし、 接点を持ちながら活動に励みたい」 と話している。  荒廃が進む篠山の里山を再生するため、 土地所有者から借りた里山林を都市部の住民らに貸し、 里山の整備と地域住民との交流を図ってもらおうと、 「大山振興会」 (同市大山上、 079・596・0001) が2003年に、 「丹波おおやま里山オーナー制度」 を立ち上げた。 募集に応じて集まったオーナーたちが 「丹波おおやま里山オーナー会」 を結成し、 森づくりを始めた。  現在、 阪神間を中心に40―74歳の17人が所属。 毎月、 第2日曜と第4土曜、 毎週木曜日を活動日に定め、 約3・2ヘクタールの里山林で下草刈りや除間伐を進めている。 当初は薄暗い山林だったが、 今では林床にも木漏れ日が差し込むようになり、 多種多様の植物が芽を吹き出し、 カスミサンショウウオやモリアオガエルなどの希少な生きものも姿を見せるようになったという。  里山整備活動のほかにも、 スギやヒノキの間伐材を利用して、 山小屋や汲み取りの要らないバイオトイレなどを建設。 養蜂やキノコの原木栽培なども楽しんでいる。 また、 地元の祭礼やイベントなどにも積極的に参加。 田植えや稲刈りなどの農作業の手伝いも行い、 地域住民と共同でビオトープでの環境教育にも取り組んでいる。   「全国育樹活動コンクール」 などの表彰は毎年、 同機構が全国育樹祭に併せて行っている。 今年の同祭は11日に静岡県で開かれた。