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発行日時
2012-10-28 9:00
見出し
少年野球4大大会で初優勝 葛野スピリッツ・創部35周年の快挙
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記事詳細
 葛野スピリッツ (本庄隆彦監督、 22人) が、 10月20日に春日スタジアムで行われた 「丹波市民スポーツ少年野球大会」 で初優勝を飾った。 市内25チームが参加する大会が年に4つあり、 同チームが4大大会で優勝するのは、 創部35年で初めて。 創部35周年の節目での快挙に、 選手は 「優勝旗が重かった」 と言い、 保護者も 「よくやった」 と喜んでいる。  4大大会で決勝に進むのも、 1993年の学童大会以来19年ぶり2度目。  決勝では、 初回に和田に1点を先制された。 6回は1死満塁のピンチを左腕のエース谷川達也君 (6年) が、 無失点で切り抜け、 0対1で最終回を迎えた。  葛野は、 先頭の代打、 十倉佑太君 (5年) が四球で出塁。 2人が倒れた後、 2番藤原健典君 (6年)、 3番大前航輝君 (5年) が連続四球を選んで満塁とし、 4番大前柊斗主将 (6年) が粘って9球目をライト前に運び、 十倉君に続き、 藤原君が生還、 劇的な逆転勝利を飾った。  サヨナラヒットの大前主将は、 「みんながつないでくれて打順が回ってきた。 勝ちたい、 金メダルがほしいと思った」 と言い、 「粘っていたら打てて、 気がつくとゲームセットになっていた。 みんなが迎えてくれてうれしかった」 と話した。  親の会会長の谷川靖史さん (40) は、 「最後の最後で、 最高のプレゼントをしてくれた」 と言い、 本庄監督は、 「持てる力を全部発揮できた。 子どもたちにとって良い経験ができ、 本当に良かった」 と喜んだ。