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切り抜き詳細

発行日時
2012-10-22 9:06
見出し
2年ぶり新作小説を発売 市島の作家・西安勇夫さん
リンクURL
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記事詳細
 丹波市市島町与戸の作家、 西安勇夫さん (59) の6作目となる著書 「ダイヤモンド・シーガル―脳卒中闘病記」 が出版された。 妻が突然、 脳卒中で倒れた体験を題材にした小説で、 妻の苦悩や葛藤、 周囲の動揺、 家族の絆などを綴り、 医療体制にも課題を投げかけている。 西安さんは 「誰でも突然に病気や事故、 天災にあう可能性がある。 その時にどう対処するかが肝心。 病気に苦しむ人や、 そうでない人も一読してほしい」 と話している。 東京図書出版発行。定価1500円。  いつもと変わらない様子で出勤した妻が倒れたという、 職場からの一本の電話で物語は始まる。 その後の入院、 検査、 リハビリという約1年半の闘病生活の様子が日記風に綴られている。  同書では、 急性期、 回復期、 維持期に分け、 ベッド生活からリハビリ、 自宅療養にかけての体の変化、 時には悲観したり、 前向きになったりという妻の複雑な心の動きをとらえている。 兄弟姉妹、 近所などの助け合いの様子もわかる。  国内には脳卒中の患者が279万人いるとされる。西安さんは 「病気は不幸なことだが、 困難な体験をした人は、 その後の人生で大きな宝物を得る。 体の不自由な人に思いやりの気持ちを持ちたい」 と話す。  また、 病院のリハビリについて 「固定化したメニューが気になった。 病気によって、 体のまひなどが起こる場所も違う。 本人の病態に応じたメニューを考えてほしい」 と、 提言もしている。  西安さんは、 篠山産業高校を卒業後、 ハイレックスコーポレーションに入社。 自動車部品の製造設備の設計業務などに従事し、 ハイレックスアメリカ副社長などを務めた。 2005年に小説 「ミシガン無宿―アメリカ巨大企業と渡り合った男」 で作家デビューした。 小説 「自動車革命―貴婦人のひとりごと」 に続き2年ぶりの作品。  10月28日午後2―4時にゆめタウンで発売記念サイン会がある。 西安さん (0795・85・1317)。