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切り抜き詳細

発行日時
2012-10-21 9:02
見出し
ノーベル賞と布団(ふとん)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3330 ノーベル賞と布団(ふとん)への外部リンク
記事詳細
 心地よい季節になったと思う間もなく、 今度は寒さ対策。 でも昼間は二十五度を越えたりするので、 夏物もなかなかしまえない。 寝具も、 いきなり冬布団も暑いかと、 綿毛布を掛けてみたり、 色々やったあげくに、 やはり冬布団に落ち着いた。 一昔前だと、 冬布団といえば、 綿のしっかり詰まった重いものだったが、 羽毛布団が安く普及するようになったおかげで、 冬布団といっても比較的軽い。 現代の暮らしとはかけ離れていて、 ぴんとこないが、 歳時記には、 蒲団は冬の季語として載っている。 蒲団干すも冬の季語だが、 こちらは何となく納得。  少し肌寒くなってきた季節を明るくしてくれるニュースが飛び込んできた。 「iPS細胞」 の開発につながる研究で、 京都大学教授山中伸弥氏のノーベル賞受賞だ。 iPS細胞とは、 皮膚や髪の毛などの細胞を操作して、 心臓や神経、 肝臓など体の様々な細胞になれる能力をもたせたものだということで、 今後、 難病の治療などに大いに役立つとか。  山中氏への、 「ノーベル賞受賞の第一報が届いたとき、 何をしていましたか」 というインタビューを聞いていたら、 「洗濯機がガタガタうるさいので、 何とかならないか調べていました」 と答えた。 翌日、 夫婦そろっての会見のとき、 山中夫人にも同じ質問がなされた。 「冬布団に、 シーツを掛けていたら、 夫が電話に向かってサンキューを連発しているので、 これは大変なことが起きたのかもと、 娘と顔を見合わせました」 と答えた。 普通の温かな家庭生活、 それがあってのノーベル賞なのかもしれない。