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切り抜き詳細

発行日時
2012-8-12 8:58
見出し
教室生が初の作品展 稲畑人形
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1362 教室生が初の作品展 稲畑人形への外部リンク
記事詳細
 郷土玩具、 稲畑人形の五代目、 赤井君江さん (78) =丹波市氷上町稲畑=が開いている稲畑人形教室の生徒8人が、 生徒だけでは初めてとなる作品展 「土人形の集い」 を朝来市山東町のギャラリー 「紗蔵」 (079・670・7396。 火、 水曜休み) で開いている。 8月27日まで。 「天神」 「まんじゅう食い」 など、 35種類120点を出展している。  1999年に旧氷上町公民館が1期生を募集。 公民館の事業が終わった後も、 同人形を愛し、 赤井さんを慕う人たちが、 毎月1度 (昨年までは2度)、 技術を学び続けている。  99―2000年ごろの教室開講直後に作った 「えびす大黒」 や、 稲畑人形の代表格の 「天神さん」 4種、 お年玉つき年賀はがきにデザインされた 「兎」 (うさぎ) などの動物のほか、 人形、 土鈴、 壁掛けと、 同人形の多様さを示す作品を並べている。  親孝行な子の像 「まんじゅう食い」 と、 女性像 「舞姫」 は、 全員が1体ずつ出品。 着物の柄や、 目がきれ長だったり、 つぶらだったり、 前髪の形が違っていたりと、 それぞれの個性が出ている。  荻野昌子さん (同町谷村) は、 「他の人の作品と並べると、 違いや、 自分の足りないところが良く分かる」 と笑い、 小玉圭子さん (同町新郷) は、 「先生に助言をもらうと、 着物の柄などが生きたものになる。 ただ、 『顔と目は絶対に自分で描きなさい』 と言われ、 自分で描くが、 私の作品だけ目が大きくて」 とこちらも笑顔。  会のまとめ役の土田さとみさん (同町稲継) は、 「土人形は温かみがある。 丹波の稲畑人形を但馬の人にも知ってもらうきっかけになれば。 これからも和気あいあいと、 人形を作りながら稲畑人形を守るお手伝いをしていきたい」 と話している。  赤井さんも、 「天神さん」 を特別出品している。  これまで教室生は、 赤井さんと共に、 文化祭や柏原厄除け大祭に出品していた。  同ギャラリーは、 山東インター下車2分。