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切り抜き詳細

発行日時
2012-8-9 10:41
見出し
空手団体で全国制覇 宮崎第一高校の髙橋凌君(柏原中学校出身)
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記事詳細
 柏原中学校出身の髙橋凌君が所属する宮崎県の宮崎第一高校空手部がこのほど、 新潟市で行われた全国高校総体空手競技の団体組手で、 初の全国制覇を成し遂げた。 髙橋君 (3年) は男女計40人いる同部の主将を務め、 決勝では勝敗を決める最終5番手の 「大将」 として出場。 1ポイント差のリードを守り切るという接戦を制し、 チーム初の栄冠をつかみ取った。 髙橋君は、 「宮崎に来てよかった。 この優勝で辛かったこともすべてが報われた。 最高の親孝行ができた」 と話している。  1、 2回戦は、 「相手のペースにのせられ、 調子が狂った」 (高橋君) が、 3回戦以降は気持ちを切り替え、 準決勝 (5回戦) までは最初の3人で勝負をつけ、 浪速 (大阪) との決勝戦に臨んだ。  2勝1敗1分で5人目の大将戦にもつれこんだ。 引き分けか、 リードしている2ポイントを守りきれば優勝という場面で髙橋君が登場。 開始30秒で1ポイントを取られる劣勢となり、 高橋君にとっては、 残る1ポイントを守る戦いに。 試合態度が消極的になっても反則となり、 相手にポイントが加算されるため、 「手は出しながらも、 相手の動きをよくみてポイントを与えない」 神経戦を戦いきった。  優勝が決まるブザーが鳴った瞬間、 客席の応援団が跳びはねて喜び、 「ダーンという音が響き、 地震が起きたかのようだった」 と話し、 自身も 「信じられない気持ちで、 涙が止まらず、 仲間と抱き合った」 と振り返る。  浪速とは6月に練習試合を行ったが、 勝てなかった相手。 決勝前には 「勝つ」 イメージを膨らませる言葉を繰り返し口にし、 雰囲気を盛り上げた。 また、 試合前に出場する5人のメンバーから外された3年生が1人、 会場のトイレで悔し泣きをしているのを見た髙橋君は、 「あいつの分まで」 と勝利を誓い、 「自分が何も言わなくてもチーム全体に同じ思いが伝わっていた。 熱い仲間意識が優勝につながった」 と言う。  同部は宮崎県総体で、 団体優勝が8年連続23回という強豪だが、 これまで男子の全国制覇はなかった。 今大会では史上初の男女アベック優勝となり、 「主将を務めた自分たちの代で初優勝でき、 夢がかなった」 と笑顔。 「大学でも空手は続けたい。 この勢いを後輩たちに伝えていきたい」 と話している。