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切り抜き詳細
発行日時
2012-8-2 13:32
見出し
「次の人」のことを考える
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3257
記事詳細
丹波市市島町鴨庄地区の空き古民家を舞台に、 移住希望者と家主を含む地元住民がイベントなどを通し、 地域の実情を理解し、 打ち解けたうえでの移住につなげる試みが行われ、 それをきっかけに1組の家族が大阪から移住した。 古民家を地域資源ととらえ、 移住につなげた好例と言える。 その一方で、 市内の高齢化、 過疎化が進む集落では、 家主が亡くなったきり空き家となり、 放置された民家が増え続けているという。 農地や空き地などでも同様のケースが見られ、 地元の人でも所有者がはっきりしなかったり、 都市部に住む所有者が管理を怠っているために、 地元の人たちが迷惑しているケースは珍しくないという。 世代が代われば、 ますます所有者との関係が分からなくなっていく。 先日、 複式学級のある遠阪小学校のPTA会長と話す機会があった。 今年の取り組みのテーマは 「次につながる活動」 という。 PTA会員の中に市が定住促進を目的に建てた団地の移住者が増えた。 地元住民なら幼いころから蓄積してきた経験や人脈を活動に生かせるが、 移住者たちにはそれがない。 でも、 少子化の中では移住者たちの力は不可欠だ。 そこで、 地元住民なら当たり前のようなことでも、 一つひとつ記録したり、 資料として残し始めたという。 人口減少が進むほど、 今の状況を維持しようとすれば、 残された者の負担は増える。 空き家の問題も同様だが、 何となく当たり前になっていたことを記録しておいたり、 近所や地域の人とのつながりを大切にしておくことで、 「次の人」 たちの負担を少しでも減らせる。 ますますほったらかしは、 地域の足を引っ張る。(芦田安生)