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切り抜き詳細

発行日時
2012-7-22 9:01
見出し
ピーナッツバター後日談
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3246 ピーナッツバター後日談への外部リンク
記事詳細
 先々回の拙文 「ピーナッツバター」 について、 同時代にあの教会の近くに住んでいたという方とお話しする機会に恵まれた。 名前はMさんとしておこう。  三月の十八日、 兄 (丹波新聞社会長)がラジオ深夜便に出演、「ふるさと新聞八十年」 と題して話した。 その後、 リスナーで丹波にゆかりのある方、 ない方両方から問い合わせや反響があったことは、 丹波春秋に詳しい。 それがきっかけで、 五十年以上の歳月を経て、 兄と共にお会いすることになったのがMさんだ。  彼女のお父さんは、 イギリスの詩人、 シェリー研究で有名なイギリス文学研究者の荻田庄五郎氏。 関西学院で教鞭をとるかたわら、 旧制柏原中学、 高校でも英語を教えておられた。 最初にソントン牧師が建てた教会のすぐ前に住んでおられた。 何でも、 Mさんの姉上は、 教会に遊びに行くと、 そこで作られているピーナッツバターをよく食べさせてもらったとか。 当時の日本人の暮らしに較べると、 別世界のように見えたという。  Mさんも私と同じで、 新聞に掲載された 「ソントン食品工業」 の名前の由来の記事で五十数年前にタイムスリップ、 姉妹同士でも話が盛り上がったとか。 どういう偶然か、 お会いした翌日の本紙に 「ピーナッツバター」 の拙文が掲載されていることを話すと、 重なる偶然に驚くばかり。 また、 Mさんは私がほんの一時期習っていたバレエ教室で、 スラリとしてバレエも上手な憧れの先輩だったのである。 その頃の写真も持参してお見せした。 人生って、 誰にめぐり会うか分からない。 だからおもしろい。