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発行日時
2012-7-22 8:58
見出し
努力重ねて全国へ 光泉高校バスケットボール部・松本真弥君(篠山市出身)
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http://tanba.jp/modules/people/index.php?page=article&storyid=825 努力重ねて全国へ 光泉高校バスケットボール部・松本真弥君(篠山市出身)への外部リンク
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 篠山市立西紀中学校出身の松本真弥 (まさや) 君 (17) が所属する光泉高校 (滋賀県) バスケットボール部がこのほど、 滋賀県の高校総体で8年連続9回目となる優勝を飾り、 インターハイ (全国大会) の切符を手にした。 病気のためバスケを始めたのは中学3年からと遅かった松本君だが、 努力を重ね、 周りに支えられながら短期間で頭角を現し、 メンバー入りを果たした。 身長189センチ、 体重85キロの体格の良さを生かしてセンターフォワードを務める松本君は、 「リバウンドとインサイドの力強いプレーでチームを引っ張っていき、 ベスト8以上を目指す」 と意気込んでいる。 インターハイは28日―8月3日、 石川県で開かれる。  松本君は小学6年のときに股関節を手術。 医師に激しい運動を止められたため、 中学時代はバスケ部に所属したものの、 マネージャーとしてチームを支えた。 3年生の時、 ようやくドクターストップが解除。 念願の選手となった松本君は、 懸命に練習を重ね、 見事レギュラー入りし、 センターの座を射止めた。 しかし、 市総体であえなく敗退。 「せっかく治ったのに。 もっとバスケがしたい」 と、 不完全燃焼の気持ちを母親の裕子さんにぶつけた。 自身も篠山産業高校バスケ部だった裕子さん。 さっそく恩師である同高女子バスケ部の監督、 丹後正昭教諭に 「息子を指導してほしい」 と相談。 引き受けた丹後教諭は夏休み期間中、 ほぼ毎日、 松本君を女子部員の中に放り込み、 基礎から指導した。  松本君のバスケに向き合うひたむきな姿勢と、 技量に可能性を感じた丹後教諭の紹介で光泉高校に進学した。  バスケ部の同期生は中学時代に百戦錬磨だった猛者たち。 対する松本君は、 1年にも満たないバスケ歴。 「最初のころは、 レベルの違いに戸惑った」 と振り返る。 そんな時に先輩から 「これだけは誰にも負けないというものを見つけて磨け」 とアドバイスを受け、 「体格の良さを生かして、 パワープレーヤーになろう」 と決心。 持久力や筋力アップに励んだ。  その甲斐あり、 昨年と今年の国体メンバーに選ばれたほか、 2月にもU―18近畿ブロックの育成選手に選出されるなど、 躍進を見せている。  滋賀県大会には49校が出場。 決勝では、 強豪、 八幡工業と対戦した。 松本君は第2、 3クオーターに出場。 敵陣ゴール下で、 オフェンスリバウンドなどを繰り広げる活躍を見せ、 84―83の大接戦を制した。  インターハイの初戦は、 日本人初のNBAプレーヤー、 田臥勇太さんを輩出した名門、 秋田・能代工業。 松本君は 「とにかく走るチームで、 スピードバスケを仕掛けてくるが、 体格的には勝っているので、 決して勝てない相手ではない」 と闘志を見せている。