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切り抜き詳細

発行日時
2012-7-5 10:48
見出し
織物通し地域の再生を 大沢の畑で綿づくりスタート ラオス研究の前川さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=5644 織物通し地域の再生を 大沢の畑で綿づくりスタート ラオス研究の前川さんへの外部リンク
記事詳細
 東南アジアのラオスで織物の研究を行っている前川佐知さん (33) =篠山市大沢=が、 自宅近くの畑で綿の栽培を始めた。 テーマは、 「綿をつむいで、 人をつなぐ」。 織物を通して地域住民がつながりをはぐくんでいる同国に倣 (なら) い、 篠山でも、 綿づくりを通した地域づくりを演出したい考えだ。 前川さんは、 「一人で始めていることだけれど、 もし一緒にやってみたいという人がいたら、 ぜひ協力してほしい」 と呼び掛けている。  栽培しているのは、 茶綿と白綿の2種類。 4月に種をまいており、 現在、 20センチほどに育っている。 秋ごろには収穫し、 糸をつむぎ、 来年内をめどに布にする予定。  大学で織物を学んできた前川さんは、 2004年にラオスを訪れ、 そこに根付く織物文化に感動。 以来、 定期的に同国に赴いて織物を学んだり、 研究を進めている。  同国では女性が織物をしており、 特に山村部では作業を通して、 若い母親らがコミュニケーションを取ったり、 子育ての助け合いの場などにつながっているとう。  かつては大沢地区でも綿が栽培されており、 各家庭で織物がつくられていたことを知った前川さん。 経済成長とともに希薄化していった地域のつながりを持つ場を再生したいと、 綿づくりを始めることにした。  綿が育つ間に、 地区内で行われていた織物づくりを知る高齢者らに聞き取りを実施。 昔の綿栽培や、 家庭に残る縞帳 (しまちょう) などの資料も収集し、 地域に根付いていた織物を復活させたい考えだ。   「ラオスで学んだ地域の良さを篠山でも広めたい」 という前川さんは、 「綿づくりを通し、 人のつながりの大切さや、 ラオスのことも知ってもらえたら」 と話している。  前川さん (079・594・3246)。