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切り抜き詳細
発行日時
2012-6-28 11:28
見出し
シンボル3種を印鑑に 篠山市の高田さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=5622
記事詳細
篠山市東新町の高田啓司さん (66) が、 篠山春日神社 (同市黒岡) の秋祭りに登場する 「山鉾 (やまぼこ)」 やデカンショ踊りを舞う浴衣姿の女性、 特産の黒豆の房などをモチーフにした判子のデザインを考案。 「ハタ印房」 (同) の外岡正明さん (63) と協力し、 年賀状などに使用する 「風雅印 (ふうがいん)」 の一種として商品化した。 3種とも篠山を代表するシンボルたち。 2人は、 判子が押されたはがきや封書とともに、 全国へ篠山をPRすることを期待している。 高田さんは一昨年、 市街地の活性化にと、 同神社の秋祭りで巡行される9基の山鉾スタンプを制作。 5色のスタンプを重ねて押すことで、 カラフルな山鉾が浮かび上がり、 観光客や地域住民から好評を博した。 その後、 余った部分の彫刻シートを活用して山鉾をデザインした判子を手づくりして知人などにプレゼントすると、 大いに喜ばれたという。 制作依頼が相次いだが、 手作りのため量をつくることができない。 そこで、 レーザーを使った判子制作技術を持つ外岡さんに、 制作を投げかけた。 外岡さんは、 高田さんから預かったデザインをスキャナーでパソコンに取り込み、 ゴムのシートにレーザーを打ち込んで制作。 水で洗った後、 台となる木を取り付けて完成させる。 注文を受けてから1日もあれば出来上がるという。 3種それぞれのデザインに名前や住所、 電話番号なども配し、 朱肉につけて、 手軽に差出人とともに地域のシンボルを紹介できる。 ほかにも似顔絵付きのものなど、 さまざまなデザインの判子を制作している高田さんは、 「篠山が大好きでスタンプや判子を作った。 たくさんの人に使ってもらい篠山をもっともっと広めてもらえれば」 と話す。 判子は山鉾とデカンショが各2100円、 黒豆の房は945円。 ハタ印房 (079・552・0686)。 高田さんへの判子制作依頼は、 大正ロマン館 (079・552・6668) へ。