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切り抜き詳細

発行日時
2012-6-21 11:31
見出し
問われる対話の能力
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3218 問われる対話の能力への外部リンク
記事詳細
 丹波地域の高校と事業所とが情報交換する 「高卒求人懇談会」 が、 丹波の森公苑で行われた。 事業所の採用担当者からは、 「いろんな客に対応することができる人」 「年齢差がある社員ともうまくやっていける人」 など、 コミュニケーション能力の高い人材を求める声が多く聞かれた。 懇談会を主催した柏原公共職業安定所によると、 特にここ2、 3年、 顕著になっているという。  2010年度に厚生労働省が、 企業に対し採用する際に重視するポイントを調べた調査では、 高卒では 「協調性」 に次いで 「コミュニケーション能力」 が、 大卒では 「コミュニケーション能力」 が他を大きく引き離す結果が出ている。 高卒では、 社内でのあいさつや、 分からないことを先輩社員にきちんと聞ける、 大卒ではさらに社外における第三者 (顧客、 取引先など) との対話能力が問われるという。  コミュニケーション能力は、 幼い子どものころから自然と身についていくものだろう。 丹波市教委で尋ねてみると、 小・中学校では総合的な学習の時間などで、 コミュニケーション能力の大元である言語活動の充実や、 「言語の力」 の育成に努めているという。 「企業がコミュニケーション能力の高い人材を求めているならば、 高校と中学、 中学と小学校などの連携が必要だろう」 と話していた。  地域や職場など、 意志疎通の難しさを感じる場面は多い。 対話は人が暮らしていくうえで最も基本となることだ。 自分自身の言動も反省しつつ、 なんだかこの先、 ギスギスした地域社会にならなければよいがと心配にもなった。(芦田安生)