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切り抜き詳細
発行日時
2017-7-23 9:00
見出し
フォレストアドベンチャー丹波ささやまマネージャー 大森ユキトさん(篠山市吹上)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=682
記事詳細
空中散歩で「非日常」を 昨春、篠山市火打岩の多紀連山・大たわ駐車場横にオープンした「フォレストアドベンチャー・丹波ささやま」。マネージャーとして、森の中の樹から樹へ空中散歩を楽しむアウトドアパークを切り盛りする。 その経歴は異色だ。朝来市で生まれ育ち、ヒッチハイクで北海道を旅したり、東京では役者として活動。その後、明石市の酒蔵で酒造りに携わったものの、けがのために帰郷した。 地元で茶葉の刈り取りに励んでいた時に誘いを受けたのがフォレストアドベンチャー・朝来の仕事。朝来でもマネージャーを務め、新たにオープンした篠山に籍を移した。 「若いころは興味を持ったことに突き進んでいたけれど、いつからか人にかかわり、自分の中で誇りに思える仕事がしたいと思うようになりましたね」 多紀アルプスの森の中で、大阪などの都市部のほか、丹波地域の人たちも訪れ、専用のハーネスを着用しては樹と樹の間に張られたワイヤーを伝って空中遊泳を楽しむ。非日常を求めてやって来る顧客に、安全に楽しんでもらってストレスを発散してもらうことを望む一方で、子どもたちはもちろん、20歳代、30歳代の若者に、遊びを通して、自分で責任を持つことや、リスクを避けるように考えることなども学んでもらえるように願っている。 フォレストアドベンチャーは全国各地にあるが、マネージャーによってカラーがそれぞれだという。「ここで長くやっていくためには、地元とのつながりが大切。私は遊びに来られたお客様に地域のお店などを紹介して、互いに相乗効果を生み出せるような場所にしたいですね」とほほ笑む。33歳。