パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で1台あたり年317円!!

オルビス

切り抜き詳細

発行日時
2017-7-13 9:17
見出し
獣害対策の一手
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5051 獣害対策の一手への外部リンク
記事詳細
 夏野菜の収穫シーズンだが、「サルやシカなどとの戦い」という声を耳にする。そんなおり、7月10日付のあやべ市民新聞の1面に「シカ、サルよけに効果あり、13体の人形設置後は寄り付かず」という見出しが目についた。  記事によると自営業夫妻が自宅の畑や植林地に設置したところ、獣害がピタリとやんだという。13体の人形は日常生活の様々な場面が再現され、見る楽しみもあるようだ。  獣害は農家にとって深刻な問題。スイートコーンがヌートリア被害にあった人は、「おいしい物は本当によく知っている」と舌を巻く。「人間は、金さえあればスーパーやコンビニで物が手に入る。動物はそうはいかない。生きるために必死なのだろう」と思ったりする。29連勝記録達成の中学生プロ棋士、藤井聡太四段のように「決めの一手」はなかなか見つからない。  獣害対策は、地域を越えた共通の課題。人形を人と勘違いさせ、追っ払う方法は面白い。永続的効果はわからないが、獣害を逆手に取って、みんなで仕掛けを作りながら知恵を絞るのも一考かもしれない。「知恵比べ互いに譲らぬ畑の中」 (臼井 学)