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発行日時
2017-4-30 9:00
見出し
兵庫県遺族会長に就任 柿原啓志さん(丹波市春日町中山)
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記事詳細
青年部の再結成広げる  1993年から氷上郡(丹波市)遺族会長、今年4月、県遺族会長に就任した。東京での「全国戦没者追悼式」、神戸護国神社での春と秋の大祭、沖縄での「のじぎくの塔慰霊祭」、年2回の東京での代表者会などに参席するほか、県遺族会館(神戸市中央区)の管理に携わるなど、多忙を極める役職に就いた。  「遺族会員の高齢化に伴い、次世代への継承が一番の課題」という。昨秋に県遺族会が青年部を再結成し、戦没者の孫やひ孫の世代の入会を呼び掛けている。さらに、今年度、来年度にかけて県内各市郡遺族会内に青年部の再結成を推進する。「もうひとつの課題は、運営資金の確保」。会員数減少や青年部の運営費確保、各市郡遺族会からの分担金引き下げ要望の中、国から支給される特別弔慰金の一部を寄付してもらうよう遺族に呼び掛ける。  「各小学校区にある忠魂碑の維持管理がもう一つの心配。大路地区には約100人の会員がいるが、以前は9割いた慰霊祭の出席者が6割に減少した。孫の世代への橋渡しができていないのでは」と危惧する。「追悼式などの参列者に家に帰ったら、家族の方に追悼式や戦没者の話をしてほしい」と要望しており、次世代への継承を呼び掛け続けている。  「県遺族会では若い人向けにホームページやフェイスブックを作成しているのでぜひ見ていただきたい」と話す。  7歳の時に父輝治さんが中国で戦死。母トシゑさんは6年前、96歳で亡くなった。篠山農業高校氷上分校(現氷上高校)卒業後、家業の養蚕業を継ぎ、県内唯一の養蚕農家。2013年まで32年間保護司を務め、藍綬褒章を受章。81歳。