四緑＝◎正直さが人気と引き立て誘う

　由良川漁業協同組合（瀬野照義組合長）は、京都府福知山市猪崎の市武道館で4日に第68回通常総会を開いた。今年度の事業計画ではアユの放流やアユの天敵のカワウの対策を講じていくことなどを承認した。

　福知山市の文字が入り、寄せ書きされた日章旗が5日、米国人の男性から京都府福知山市の市遺族会（芦田則男会長）に返還された。第二次世界大戦中に従軍した父から受け継いだというチャーリー・トルヒーリョさん（68）＝カリフォルニア州＝が訪れ、篠尾新町のサンプラザ万助で手渡した。市遺族会は、元の所有者を探しており、情報提供を呼びかけている。

三碧＝◎石橋をたたいて渡れば大吉に

　京都府福知山市大江町常津出身で、上方落語のお囃子（はやし）として活躍する三味線奏者の浅野美希さんが、伝統の上方唄を古里で披露した。3月4日に駅前町の市民交流プラザで開催の「落語と上方唄の昼下がり」。ベテラン落語家たちと一緒に、春を呼ぶ舞台にした。

　暖かな日差しが降り注いだ4日、福知山の春を代表するスポーツイベント「第25回市民駅伝大会」が、福知山市猪崎の三段池公園内で開かれた。優勝をめざしての力走、仲間同士の絆づくり、大会後の打ち上げのためになど、それぞれの目標を掲げてたすきをつないだ。男子（混成含む）、女子の両部に、合わせて過去最多の132チームが出場して盛り上がった。市、市教委、市体育協会が主催、両丹日日新聞社が特別協賛した。

　市民らが育てたサケの稚魚の放流会が3日、京都府福知山市波江を流れる由良川の支流・牧川であった。参加者たちは「大きくなって帰ってきて」と願いを込めて放した。

3月に入り、暖かい日が続く。京都府福知山市内では、野山のあちこちにフキノトウが顔を出し、春の息吹を感じさせている。

九紫＝◎友人や家族と楽しく過ごそう

　福知山市夜久野高原の京都府緑化センターは、アプローチ沿いに植わるヤエベニシダレ桜の樹勢を回復させるため、初めての大がかりな改良作業をした。成長に伴って枝が過密になり、日照不足で花数が減少してきたため、両脇にある25本のうち11本を伐採し、残りは剪定した。

　1920年代からヨーロッパで流行した装飾様式、アール・デコをテーマにした展示会が、京都府福知山市内記一丁目の市佐藤太清記念美術館で開かれている。「アール・デコとラジオ展」と題して、この様式があしらわれたラジオや家具、ポスターなど91点を並べ、当時のデザインの魅力を伝えている。30日まで。

　京都府内で水揚げされた魚のほとんどが持ち込まれる舞鶴地方卸売市場（舞鶴市下安久）が、マイワシの大漁に連日沸いている。セリの時間が終わってもイワシを満載したトラックが次々と到着。京都府漁業協同組合（ＪＦ京都）や市場関係者たちは「値段も手頃になっています。地元府北部のみなさんに、ぜひ新鮮なイワシを食べてほしい」と話している。

　京都府宮津市の由良川河口で2月下旬に体長44センチ、舞鶴市吉田の筏で体長40センチが上がるなど、本格的な釣りシーズンが近づいている。

八白＝◎順応性を高く持てば上昇運気

　京都府福知山市水内、福知山成美高校ビーチバレーボール部の女子3選手がＵ−19日本代表チームのメンバーに選ばれた。10月にアルゼンチンであるユースオリンピック出場をめざして、国内外である今年の若年層各種大会や強化合宿に参加する。

　京都府福知山市夜久野町高内、夜久野小学校（曽根肇校長）の4年生12人が28日、夜久野高原の道の駅・農匠の郷で、漆の苗木を植樹した。地域の伝統文化の漆について学んでおり、漆の増産や漆掻き技術の後継者育成などに取り組むＮＰＯ法人丹波漆（岡本嘉明理事長）の人たちに教わりながら植えた。

　右手が不自由ながらも趣味の木彫りに励んでいる京都府福知山市猪崎の塩見昭夫さんが、3月1日から自宅で作品展を開く。妻の美代子さんが手掛けた作品もあり、可愛らしい小動物の木彫りなど300点以上を並べる。3年ぶりの展示で、3月7日まで。

　京都府福知山市蛇ケ端、福知山城周辺賑わい創出施設・ゆらのガーデンで、兵庫県明石近郊の魚介類を中心に提供する創作和食店「淑徳魚苑　魚福」が3月1日午前11時にオープンする。福知山淑徳高校調理系列を卒業した若者らでつくる会社が運営し、同校とのタイアップにも力を入れ、食を通じての地域活性化にと意気込む。

　京都府福知山市大江町毛原の女性たちが、かつて地元の特産品になっていた珍味「黒豆の粕漬け」を、約30年ぶりに復活させた。当時製造に携わっていた人らが作り方を思い出しながら、協力しあって仕上げた。