６７回目の広島・原爆の日を迎えた６日朝、広島、長崎の悲劇を繰り返さないためにと、福知山市内の寺院などで今年も平和の鐘が鳴らされた。東日本大震災以降、原発問題で揺れる日本。脱原発を願い鐘をつく市民もいた。

　福知山市内記五丁目の惇明小学校で４日、第３１回わんぱく村（惇明地区公民館主催）が開かれた。社団法人日本漫画家協会員の安川ケンジさん＝舞鶴市在住＝を講師に迎え、夏休み中の児童ら約２０人が漫画の描き方を教わった。

　みどりのカーテン普及率で日本一を目指す福知山環境会議は、５日から福知山市内の一般家庭の実施率調査を始めた。市民やゴーヤ先生の協力を得て、８月末までに旧３町を含めた市内全域の数字をまとめることにしている。

　「ドッコイセ」のかけ声で盛り上がる福知山の夏を代表するイベント「福知山ドッコイセまつり」が近づいてきた。今年も主催する実行委員会が福知山駅の北側に提灯櫓、南側に提灯看板を設置し、踊り三昧のまつりをＰＲしている。

　１０日からカナダで始まる女子硬式野球の「第５回ＩＢＡＦ女子ワールドカップ」に、日本代表投手の一人として出場する。日本が優勝した前回大会から連続の選出。世界との戦いに、背番号「１８」右腕の胸が躍る。

　猛暑が続く中、暑さを和らげてもらおうと、福知山市都市緑化協会は、猪崎の三段池公園内２カ所に、水が霧状に噴き出すミスト装置を設置した。

一白＝◎全力プレーを心がけて高評価

　宗教、宗派を超えて組織する福知山市宗教者懇話会（会長・森泰健久昌寺住職）は３日、大江町南三の普門寺で平和祈願祭を催した。懇話会メンバーや一般の人たち約１００人が訪れ、平和な世の中であるよう祈った。

　（かたやま・みよこ＝元福知山市立上六人部小学校校長。市立三和中学校校長・片山哲朗氏の母）

　戦国武将・明智光秀の、本能寺の変から京都・小栗栖での最期までの１１日間を史料で振り返る特別展が、福知山城（市郷土資料館）と市佐藤太清記念美術館で開かれている。９月１０日まで。

　福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園（二本松俊邦園長）は、園で生まれたオオカンガルーの赤ちゃんの名前を「ゆめな」に決めた。一般公募をして、応募数が一番多かった名前を選んだ。

　北近畿タンゴ鉄道（ＫＴＲ）は、会社設立３０周年を記念して５日午前１１時から宮津線野田川駅で「ＫＴＲファン感謝デー」を開く。

　由良川河口で、チヌとスズキがよく上がっている。特に梅雨明け後は、雨が降らず、水の濁りもないことから夜釣りでの釣果が上向いている。

　福知山市三和町（旧天田郡三和町）の活性化グループ「丹波みわ・コトおこし協議会」に加入する農家が中心となって、卵型のジャンボナス「天田なす」の特産化を進めている。並外れた大きさと甘みが売り。今夏、初収穫して試食したところ、「実がみずみずしい。皮も軟らかくておいしい」と好評で、早くも販路が広がっている。

　５日に広島市で開かれる全国高校生平和集会などに参加する福知山、綾部両市の高校生４人が７月３１日、広島原爆で被爆した福知山市多保市在住の芦田さん（８６）を訪ね、事前学習をした。

　ロンドンオリンピックの女子マラソンに出場する木崎良子選手の出身地・与謝野町は、レースが行われる５日に、野田川わーくぱるで地元出身の木崎良子選手を応援するパブリック･ビューイングを行う。無料。

四緑＝◎交友関係で吉事が増える一日

　猛暑が続く福知山市内で、熱中症で救急搬送される人が増えているとして、市消防本部は「体を動かす前にあらかじめ水分を取る」といった予防策を呼びかけている。