福知山市大江町の大江山連峰で、濃い霧が山々を包む雲海が出始めた。北原の鬼嶽稲荷神社前では６日早朝も雲海が見られ、家族連れらが訪れ、絶景をカメラに収めていた。

　第三セクターで運営する北近畿タンゴ鉄道（ＫＴＲ）は、集客策のひとつとしてアニメ映画「宇宙戦艦ヤマト２１９９」をテーマにしたラッピング列車を、宮福、宮津両線で運行している。車内外ともに宇宙戦艦や登場キャラクターなどを配している。

　福知山市新町アーケード内の福知山鉄道館ポッポランドは、開館１５周年を記念し、６日から「なつかしのＳＬ映像展」を開く。福知山蒸気機関車同好会の杉山勝章さん（６０）＝上松＝が、ＳＬからディーゼル機関車への過渡期の昭和４３年（１９６８）から４年間、全国各地で撮影した迫力ある走行場面などを流す。

　福知山市庵我地区、筈巻の山中から、かつて地元の特産だった「庵我素麺（そうめん）」の製粉に使っていたと思われる石臼の一部が見つかった。地元の自治会と公民館は、８日に筈巻公民館で開く第８回ふれあい祭りで展示することにしている。

　古代のロマンと技術を体感できる埴輪の焼成会が、朝来市埋蔵文化財センター・古代あさご館（朝来市山東町大月、道の駅但馬のまほろば）で２０、２１両日に行われる。土器を使って海水から塩を作る体験会「海水から塩をつくろう！　おにぎりをつくろう！」も２０日に行われる。だれでも参加できる。

　由良川河口で、年無しと呼ばれる５０センチオーバーのチヌが相次ぎ上がっている。本格的な秋の到来とともに釣果も上向き、これから気候もよくてベストシーズンといえそう。

　福知山市多保市、六人部中学校（岩瀧弘和校長）は３、４両日、職場体験学習をし、２年生６９人が市内の事業所に出向き、働くことの大変さや楽しさについて学んだ。

　冬の雪害対策に万全を期すため、ＪＲ西日本福知山支社は４日から、積雪の多い山陰線などで、複線両頭式のラッセル車の試運転を始めた。今シーズンは、石川県金沢市の松任工場で総合整備、動作確認をするため、昨シーズンより１カ月余り早めた。

　（ふじた・としあき＝福知山市俳句連盟会長、俳号・魯朴）

　秋の福知山を盛り上げる「丹波福知山御霊まつり」が、７日に福知山市御霊公園で開かれる。御霊神社の御霊大祭に併せての開催で、福知山商工会議所青年部が主催。市民公募した創作丼のコンテスト「Ｄ１グランプリ」を行うのが話題。両丹日日新聞社など後援。

　福知山市営ガス事業の民営化に向けて１日、市と伊丹産業（本社・兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長）が調印式をした。８月に仮契約、９月に市議会で議決され本契約となっていた。国などへの届け出を済ませ、来年４月１日の譲渡を予定している。

五黄＝◎交際関係で得をつかんで大吉

　秋の味覚の王様、丹波マツタケが２日、今季初めて福知山市公設地方卸売市場で競りに出された。昨年と同様に今年も暑さが続いた影響で、１０月に入ってからの初入荷となった。

　秋季府高校野球大会２次戦の準々決勝２試合が１日、わかさスタジアム京都であり、第１試合で福知山成美が立命館宇治を３−１で破り４強入りした。

　新しく農業を志す人たちに、技術習得から就農までを一貫して支援する京都府独自の「担い手養成実践農場制度」。今年度一部改正され、「経営開始型」実践農場制度が導入され、すでに農業経営を始めている人も対象になった。改正された制度のもとでの初の対象者として、イチゴのハウス栽培に取り組んでいる福知山市上篠尾一区の泉山隆さん（５９）が１年間、熟練者から栽培指導を受け、自立経営を目指す。

　福知山市の福知山駅南側を中心にルートを設けた「まちなか循環路線バス」南ルート（運転手含め３１人乗り）の運行が１日、始まった。４月１日から運行している北ルート（同２９人乗り）と合わせ、駅南北を走る循環バスがそろった。

　京都に本拠地を置くプロバスケットボールチームの京都ハンナリーズを応援、支援する福知山後援会の発足式と設立総会が９月２９日、福知山市土師のホテルロイヤルヒル福知山で開かれた。

　秋季府高校野球大会２次戦の準々決勝２試合が１日、わかさスタジアム京都で行われ、第１試合の福知山成美が３−１で立命館宇治を破り４強入りした。