堤防一つ越えればアパートや市のスポーツ施設。そんな市街地隣接地だがクマの目撃情報がある福知山市和久市町付近の由良川河川敷で１７日、安全確保などを目的にした市民参加による立木伐採の作業が行われた。

　福知山市大江町の大江山・千丈ケ嶽山頂（標高８３３メートル）で１５日、約１８０キロ離れた石川、岐阜両県にまたがる白山（同２７０２メートル）を肉眼で見ることができ、登山の男性が写真撮影に成功した。条件がよくないと見られない景色で、雪を抱いた頂が空に浮かんだように見えたという。

　福知山市が共同住宅用地として売却を目指している北本町一区の旧福知山消防署跡地の建物解体工事で、打ち込んであった地中杭が抜けない事態となり、売却募集を当面中止することになった。

　由良川支流のアマゴ釣りが１６日午前６時に解禁された。由良川漁協（須藤寅雄組合...

　由良川支流のアマゴ釣りが１６日午前６時に解禁された。由良川漁協（須藤寅雄組合長）が前日、福知山市などの支流１２河川に１万２０００匹を放流しており、各ポイントには多くの釣りファンが訪れ、心地よい引きを楽しんだ。

　北近畿に初めて電車特急として走り、長年親しまれた１８３系が、ＪＲの春のダイヤ改正前日の１５日、定期運行から引退した。福知山駅では同日、ラストランセレモニーがあり、関係者や鉄道ファンら３００人近くが、旧国鉄時代からの花形車両を見送った。

　北近畿タンゴ鉄道（ＫＴＲ）のリゾート特急用気動車「タンゴ・エクスプローラー」が１５日、定期運行を引退した。

　教室は地域の集会所、先生は気さくなご近所さん。そんなパソコン教室が福知山市勅使で１０年目を迎えた。毎月２回、金曜日の夜に老若男女が笑顔で集まり、時間を忘れてキーを打っている。

　一人暮らし高齢者らの緊急対応に、３６５日・２４時間体制であたる福知山市の安心生活見守り事業が、３月から始まった。既存の緊急通報システムからの移行で、利用条件を緩和。これまでなかった送受信間でのやり取りができるコールセンターを新設するなど、内容を充実させた。市社会福祉協議会が受託して実施している。

　但馬自慢のグルメを満喫し、山陰線最長トンネルなどを見て回る「但馬ステーキと鉄道遺産巡りツアー」を、地元バス会社が２４日に行う。列車やバスを乗り継ぎ、地元の人がガイドをしてくれ、「ひと味違った旅行を楽しんでもらえます」という。

　暖かい日が続いていた９日、久しぶりに舞鶴市の白杉に足を運んだ。堤防上には１０人余りがいたが、期待する釣果を求めるには、まだ少し早いようだった。

　福知山市大江町二俣、和紙伝承館入り口付近に、和紙の原料になるミツマタの花が咲き始めた。例年より１週間ほど遅いという。

■工期は２年間で事業費７億円弱■ 　 　福知山市東堀にある福知山署の本庁舎で、４月から本格的な耐震工事が始まる。工事の期間中は建物が使えないため、敷地内に建設する仮設庁舎で全業務を行う。

　建設工事が進む福知山市北小谷ケ丘の国道９号福知山大橋で１２日、惇明小学校の６年生８３人が、新しい橋梁の床版に夢や好きな絵をペンキで描く道路完成プレイベントが開かれた。コンクリート床に描いた絵は、アスファルトが敷かれると見えなくなるが、道路の下にずっと残り続ける。

　「さよなら１８３系」。今春のダイヤ改正前日の１５日に引退するＪＲ西日本の電車特急１８３系の写真が、福知山駅構内の北側壁面に飾られ、ラストランに向けてのムードを盛り上げている。３１日まで。

　東日本大震災から丸２年となった１１日、福知山市東羽合の市消防防災センター屋外訓練場で、緊急消防援助隊京都府隊北部ブロックの大震災を想定した合同訓練が行われた。被災地に派遣指示が出た場合、素早く、充実した後方支援活動ができるようにと、一連の流れを検証した。

　米の直播（じかま）き栽培を手がけている福知山市大江町波美の農事組合法人鬼の里農園（新井春男代表理事）は１１日、今春播くモミの準備作業をした。

　女子高生球児たちの春の甲子園、第１４回全国高校女子硬式野球選抜大会が２８日、兵庫県丹波市のスポーツピアいちじまで開幕する。次回から開催地が埼玉に移るため、春の大会としては見納めになる。過去最多の１１チームが参加、熱戦を繰り広げる。

　各地のゆるキャラたちが福知山お城まつりに合わせてボウリングをすることになった。福知山市東堀のサンケイボウルが４月６日午後５時から第１回ご当地キャラボウル大会を開く。福知山のゴーヤ先生をはじめ、ゆるキャラグランプリ２０１２王者のバリィさん（愛媛）など１１体が参加する予定。福知山環境会議が運営協力、両丹日日新聞社が後援する。

　福知山市内各所を周り、コンニャクやイチゴ、日本酒など地域の特産品を味わう「福知山の和を満喫する旅」が１０日に行われ、参加者らが古里の良さを再発見した。