福知山市池部の府道舞鶴福知山線沿いに、白いヒガンバナがたくさん咲き、道行く人たちの目を楽しませている。

（おおしま・まさお＝元有限会社大島木工代表取締役） 　

　秋季府高校野球大会２次戦の準々決勝が２９日にわかさスタジアム京都であり、福知山成美が紫野を５−１で破って４強入りした。準決勝は１０月５日正午から、近畿大会出場枠をかけて立命館宇治と対戦する。

　ポリテクカレッジ京都（近畿職業能力開発大学校付属京都職業能力開発短期大学校、舞鶴市上安）に、様々な業種で活躍できるＩＣＴ（情報通信技術）エンジニアを養成する情報通信サービス科が来春誕生する。願書受け付けが１０月から６次にわたって行われる。

　福知山市川北地区で２９日、台風１８号の水害で濁流にのまれた公園と、隣接するグラウンドの復旧作業が始まった。憩いの場を元に戻そうと、老若男女が力を合わせている。

　福知山市社会福祉協議会が市から受託して取り組む「市子育てファミリー・サポート・センター事業」が、活動５年を迎えて、課題に直面している。子どもを預けたい依頼者は増えてきているが、対応が追い付かず、預かる側とのマッチングができないケースが出ている。

　第７回美津馬杯地域対抗中学野球大会が、長田野グラウンドなど福知山市内会場でこのほど開かれた。部活引退後の３年生たちの大会で、７チームが熱戦を繰り広げた。実行委員会主催、両丹日日新聞社後援。

　台風１８号で被災した人の生活復旧支援のために開設した福知山市災害ボランティアセンターは、目的をほぼ達成できたとして、２７日正午でセンターを閉鎖した。９日間で派遣要請約５２０件に対して、約５６００人のボランティアが協力した。

　福知山市は台風１８号水害で床上浸水と判定された家屋を対象に第２次調査を進めている。被災者が支援制度を受けるために必要な調査で、全壊や半壊などの被害程度を判定し、罹災証明書を発行する。市は支援制度をすぐに受けてもらいたいと、全国初となるタブレット端末を使ったオンライン調査を導入し、調査のスピード化に役立てている。

　水害から１０日以上過ぎたが、自宅が住めない状態になっている被災者がいる。福知山市が一時入居先として提供する大江町内の市営住宅を家族５人で利用する男性は、「住めるところが確保できて良かった」とする一方で、再度の浸水や金銭面などの心配があり、自宅の再建方法を決められないでいる。

　元大リーガー野茂英雄さんが代表を務める社会人野球チーム、ＮＯＭＯベースボールクラブが１０月１４、１９日にトライアウトを行う。会場は拠点にしている豊岡市こうのとりスタジアム（戸牧）で、時間は両日とも午後１時から。

　 　復旧作業、支援活動、被災者向け情報をまとめた。（随時更新）...

　 　　　速報、詳報一覧...

　（たにぐち・ただお＝成仁小学校校長・谷口忠輝氏の父）

　台風１８号で大きな被害を受けた福知山市大江町河守で、洪水による泥で汚れている道沿いの草むらの中にヒガンバナが咲いている。開花しているのは浸水した場所で、泥まみれの草の間から咲く真っ赤な花が目立つ。

　台風１８号水害の復旧作業に追われる福知山市民の助けになればと、遠く離れた宮城県気仙沼市から、大量の救援物資が届けられている。東日本大震災で被災した人たちの仮設住宅でのみどりのカーテン作りなど、福知山市の継続した復興支援に対し、「少しでも恩返しを」と、気仙沼市民が呼びかけた。これまでに、段ボール２０箱分が大江町の住民などに配られ、「とてもありがたい」と喜ばれている。

　台風１８号で由良川が氾濫し、川北の鎮守・稲粒神社は、境内一帯に約３メートルの高さまで濁流が押し寄せた。１０月１４日に開く秋祭りは中止せざるを得ないような状態だった。しかし、氏子たちには「鎮守を守らねば」との思いが強い。当番組の人たちは浸水前から万全の備えをし、水が引くと境内にたまった泥を撤去するなど清掃に励み、神事が行えるところにまでこぎ着けた。

　福知山市議会９月定例会本会議が２５日に再開し、市は台風１８号水害による被災者支援や災害復旧費として総額９億８千万円余の一般会計補正予算案などを組み、計８議案を追加提案した。２６日に採決する。

　水槽で元気に泳ぐメダカたち。台風１８号の水害で、天井の電灯すれすれまで浸水した建物の中に置かれていたにもかかわらず、水槽はひっくり返ることなく水に浮き、奇跡的に助かった。