小中学生が地域の人から一緒に学ぶ「みんなの登校日」が、福知山市野花の川口中学校でこのほど開かれた。校区内の上川口、金谷、三岳２小学校の児童が中学校を訪れ、１校時目は算数、図工、英語などを小中連携授業で学び、２校時目からは地域の人たちから木工などを教わった。

　福知山が誇る国民的プロレスラーだった小橋建太さん（４６）が、５月に引退してから初めて地元へ里帰りした。１１日には、松山正治市長を訪問。引退後の生活や今後の展望などを、現役時代さながらに熱く語った。

　９月の台風１８号水害で家屋が被害を受けた人を中心とした福知山市の健康相談が１２日から、旧市域の地区ごとに始まった。被災から２カ月近く。市健康推進室は、疲れが蓄積するほか、寒くなる季節を迎えて心身の健康に注意してもらおうと、巡回の健康相談をすることにした。

　和洋菓子製造販売などの株式会社やながわ（本店・丹波市春日町、柳川拓三社長）の丹波栗をふんだんに使ったスイーツ「丹波伝心　和のモンブラン」が、このほど開かれた第１回地場もん国民大賞で最終的に６位に選ばれた。２次審査で残った段階で大賞の認証を受け、これら２０点は１５年に開催されるイタリアのミラノ万博にも出品される。丹波栗が世界の舞台に登場する。

　（さいとう・ゆきえ＝書道の京翠書道会参与、書道研究璞社参与）

　今夏の福知山花火大会屋台爆発事故を受けて、屋外行事火気取り扱い講習会が１１日、福知山市東羽合の市消防防災センターで開かれた。福知山、綾部、舞鶴各市からイベントを行うことが多い各商工会議所、観光協会、露天商ら２０人が参加し、事故原因となったガソリン携行缶の安全な取り扱い方などを学んだ。

　「丹波のもみじ寺」として知られる福知山市奥野部の長安寺で、モミジが色付き始めた。訪れた人たちは赤、黄色に染まった葉に、足を止めて見とれている。

　福知山市市民憲章推進協議会は９日、市厚生会館で市民憲章推進大会を開いた。今年は式典のほか、市内全６高校から生徒たちが参加してジャズや和太鼓の舞台、映像作品の発表などをし、若い力で大会を盛り上げた。

　中学時代に受けたいじめのトラウマを克服し、ボクシングでトップに登り詰めた元ＷＢＣ世界フライ級チャンピオンの内藤大助さんによる「いじめ防止講演会」が８日、市民会館で開かれた。６００人を超える市民が駆けつけ、会場の４階ホールのほか、３階に設けたモニタールームも満席に。優しい口調で語られる赤裸々な話に、来場者らは熱心に耳を傾けた。市教委など主催。

　農家体験観光事業の一環として、福知山市三和町のＮＰＯ法人丹波・みわは、観光用の電動アシスト自転車３台の貸し出しを始めた。寺尾の三和荘で受け付け、レンタルは無料。三和荘の利用者以外も使うことができる。

　福知山市岡ノ三町の隣接する市の遊休２施設を借り受けて、ＮＰＯ法人人権の会しあわせネットワークは、障害者が働くバイキング（ビュッフェ）レストランと土産品直売所「四季の味　勇気」を１５日にオープンさせる。８、９両日に試食会を開き、訪れた１００人以上を豊富なメニューで喜ばせた。

　西日本各地の漆掻き職人や漆工芸作家たちが集まり植樹をする「丹波漆うえるかむまつり」が、１６、１７両日に福知山市夜久野高原、道の駅農匠の郷で開かれる。漆に携わる人だけでなく、地域の伝統文化に関心を持つ人たちが毎年参加。主催するＮＰＯ法人丹波漆は市民にも参加を呼びかけている。

　福知山市水内の大正小学校（井上雅道校長）に７日、アルミ缶リサイクル協会（事務局・東京都）から「アルミ缶回収優秀校」の感謝状が贈られた。

　「天空の城」竹田城跡のお膝元、朝来市で９、１０両日に第２０回全国山城サミットが開かれる。サミット連絡協議会には８９自治体１３３城が加盟し、山城の保存や活用について意見交換をしている。朝来での開催は第１回大会を含め３回目。サミットに併せ各地の名物を集めた「全国お城ふぇすた」も開かれる。

　（すぎやま・まさこ＝飲食店経営、昌栄代表者）

（おくだ・ゆたか＝奥田呉服店店主）

　７日は暦の上では冬の始まりとされる「立冬」。福知山市の最低気温（午前３時４４分現在）は１２・１度で、１０月中旬並みの比較的暖かい朝となった。

　福知山市は、ＪＲ福知山駅北側に建設中の「市民交流プラザふくちやま」（仮称）の愛称を募集している。図書館や生涯学習スペースなどが入る複合施設で、来年４月下旬に図書館以外の施設がオープンし、６月下旬に全館オープンする。