大阪府出身の吉川ユカリさん（３７）が、福知山市梅谷、国道９号沿いの古民家を自分でリフォームしてイタリアンレストランを始める。地域に根差したいと「梅谷Ｋｉｔｃｈｅｎ」と名付け、２４、２５両日は地元の人たちを招いて料理を振る舞った。ずっと夢だった古民家レストランは、２９日にオープンする。

　福知山市猪崎の三段池公園総合体育館で、３０日と１２月１日、来年１月４、５両日に行われるプロバスケットボールｂｊリーグの京都ハンナリーズ（本拠地・京都市）のホームゲームで、２階スタンド自由席が福知山市内の小中学生に限り、観戦無料になることが決まった。

　福知山市の姉妹都市・長崎県島原市の市民が、９月の台風１８号災害を受けた福知山への義援金として寄せた浄財２１８万８６８３円を、このほど福知山市が受け取った。

　雪の季節を前に、京都府が所有する除雪車６２台の出動式が２５日、福知山市牧の除雪機械管理車庫で行われた。建設業者１１０社が保有する１２１台と合わせた１８３台で、北部の国道１７５号や府道計１５２路線、延長１４５０キロの除雪にあたる。

　福知山市内を走る路線バスと北近畿タンゴ鉄道（ＫＴＲ）で使える格安の敬老乗車券を活用したハイキングがこのほど行われた。市内の高齢者ら約３０人が参加し、紅葉の大江山を眺めながら散策を楽しんだ。

　（あしだ・みとむ＝福知山市立昭和小学校教頭・小瀧真里氏の実父）

　河川が氾濫した際の避難道を確保しようと、福知山市私市の堺地区の人らが２４日、整備作業に汗を流した。集落から山道を通って広域避難所に指定されている地元の佐賀小学校まで行けるよう、ルートを整えた。

　小型水力発電機を使って川面に明かりをともすイベントが福知山市三和町大原、大原神社下の川合川で２３日夜に行われた。住民たちが自転車の車輪などの廃材を使った水車式の発電機を製作。身近な自然エネルギーで電気をつくる取り組みに、多くの人たちが関心を寄せた。

一白＝◎親切心が人の心をつかむ吉日

　晩秋を迎えて、伊根湾で大きいアオリイカが上がるようになっているという情報が福知山市の木下大介さんから寄せられた。

　長い内戦を経て独立した南スーダン共和国の国づくりを支援する自衛隊の派遣施設隊第５次要員として、陸上自衛隊福知山駐屯地から井川賢一司令ら約９０人が派遣される。派遣隊長を務める井川司令をはじめとする第一陣１３人の見送り行事が２２日、駐屯地であった。

　今夏の福知山花火大会事故から百日となった２２日、大会を共催した福知山市の松山正治市長らが、事故現場となった由良川音無瀬橋下流左岸を訪れ、亡くなった人の冥福を祈るとともに、負傷者の一日も早い回復を願った。

　福知山市再生可能エネルギー活用調査会の依頼を受けて府立工業高校の生徒たちが製作した小水力発電設備が完成し、設置場所の大江町仏性寺にある小屋で２１日、引き渡し式が催された。

　養父市の秋の風物詩、葛畑農村歌舞伎子ども歌舞伎公演が、２４日と１２月８日に行われる。２４日は酒蔵跡での、ろうそく公演として、１２月はホールで本格的な公演になる。

　全国的に有名になった福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園のニホンザル「ミワ」とイノシシの「ウリ坊」はともに３歳半になったが、大きく成長した今も仲が良いところを見せている。ミワがウリ坊の背中に乗る「ロデオ」は続いていて、ウリ坊の背中の毛が薄くなるほど、ぴったりとくっついている。

四緑＝◎笑顔で過ごしていれば大吉運

　一昨年の11年9月に和歌山県・紀伊半島大水害で被災した地域で暮らす女性から、今年9月の台風18号水害で園舎が浸水被害に遭った福知山市戸田、わかば保育園（小林伸園長、131人）の園児たちに、人形劇鑑賞がプレゼントされた。京都を拠点にする人形劇団京芸（宇治市）が20日、園を訪問して演じ、「子どもたちに、少しでも笑顔が戻れば」という女性の思いが通じて、園児たちは満面の笑顔を見せていた。

　大きな災害は、水害以外に地震、放射能、大火災、テロなどいろいろある。発生した場合、市民はどのように自分の身を守ればいいのか。そのための知識も必要だ。

　ＪＲ西日本福知山支社は、冬季の安全輸送を確保するため、ラッセル車の試運転を１９日から始めた。２９日まで、管内の山陰、舞鶴、播但各線を走らせ、積雪に備える。

　福知山市長田野町のネクスコ西日本福知山高速道路事務所（熊野賢二所長）で１９日、小学生を対象にした「雪氷対策車両見学会」が開かれた。児童たちは、普段あまり見ることのない除雪車などに、目を輝かせていた。