住民たちを水害から守ってくれている堤防への感謝を込めて、福知山堤防愛護会（谷垣均会長）は、毎年この時期に福知山市の音無瀬橋付近の由良川河川敷で清掃活動をしている。ことしは3日早朝に行い、集まった人たち600人余りが丁寧に掃除をした。

　全国の高校生から地域活性化策を募るコンテスト「田舎力甲子園」の表彰式とシンポジウムが、福知山市西小谷ケ丘の成美大学で3日にあった。入賞した高校生たちが、その土地ならではの魅力を生かしたアイデアを発表し、訪れた人たちをうならせた。

九紫＝◎優しさが異性からも人気の的

　福知山市長田野町の府赤十字血液センター福知山出張所（岩佐則之所長）で2日、「楽しく学ぼう！　献血ワクワク未来体験」の催しがあった。市内の親子30組が参加し、献血の模擬体験などをして、知識と理解を深めた。

　昨夏にあった福知山花火大会会場内での露店爆発炎上事故で、負傷した多数の観客が搬送された福知山市厚中町の市民病院（香川恵造病院長）で2日、大規模事故を想定した訓練があり、医療従事者や事務職員ら約160人が緊急時の手順を確認した。

　漆の絵付けをする夏休み子ども体験教室が、福知山市夜久野高原、道の駅農匠の郷内にある市やくの木と漆の館で、8月31日までの土・日曜日に開かれている。

二黒＝◎速さより正確さで評価高める

一白＝◎心配無用。果敢に挑戦しよう

　北近畿唯一の4年制大学を存続させるための署名活動が始まった。福知山市西小谷ケ丘の成美大学の公立化を求めている「市民の会」が、賛助団体を通じて集めているほか、大学自身も1日、ＪＲ福知山駅前で要望書への署名活動をした。今回を含めて11回行う予定で、9月初旬には松山正治市長に提出することにしている。

　福知山市の夏の一大イベント「福知山ドッコイセまつり」が、15日から広小路通りで始まる。多くの踊り連が参加し、市指定無形民俗文化財の福知山踊りを踊る。福知山駅の北側には、1日にまつりをＰＲする提灯櫓が設置され、雰囲気を盛り上げだした。

三碧＝◎譲る心が人気や信望を集める

　第18回全国高校女子硬式野球選手権大会で初優勝した福知山成美。創部6年目にしてつかんだ悲願の日本一に、部員たちの満面の笑みが弾けた。

　「決勝のマウンドはエースに任せるつもりだった」。第18回全国高校女子硬式野球選手権大会で初優勝した福知山成美、長野監督は決勝戦の先発マウンドに古谷投手を送った。スランプに陥り、徐々に持ち直してきていたものの今大会中もまだ本調子ではなかった。だが、大舞台で完全復活を果たし、直球とカーブを武器に被安打2で完封した。

　幕末まで13代にわたって福知山藩を治めた朽木家に伝わる文書を調べた「丹波国福知山藩朽木家文書目録」が、朽木家所蔵資料研究会（朽木彰会長）からこのほど出版され、研究者たちに愛用されている。Ａ4判195ページ、5千円。

　福知山市大江町の由良川でセイゴがよく上がっている。スズキと呼ばれるサイズに近い50センチ台も上がっており、大物スズキに期待が集まる。

四緑＝◎信じていれば全てうまくいく

　議会改革の参考にと、福知山市議会への視察が相次いでいる。12、13年度は年間で各1件だったが、今年度は予定も含めて8月6日までで6件。市議会事務局によると「全国の市区議会を対象にした議会改革度調査で、昨年度より大幅に順位が上がったことが要因では」と話している。

　夏の選手権大会を初制覇−。第18回全国高校女子硬式野球選手権大会は31日午前10時から、丹波市市島町のスポーツピアいちじまで決勝戦が行われ、福知山成美が花咲徳栄（埼玉）を3−0で下し、初優勝した。春の選抜大会で2度の準優勝経験があるものの、夏は決勝に進んだのも初めてだった。勝利の瞬間、マウンド上に選手たちの歓喜の輪ができた。