福知山ＳＬ保存会（小林健二会長）が福知山市の広小路通りにある福知山鉄道館ポッポランド2号館の蒸気機関車「Ｃ5856号」を清掃。ＳＬは黒光りするほどピカピカになり、新年を迎える準備が整った。

八白＝◎安心感が得られるよい一日に

　福知山市議会の「4年制大学のあり方検討特別委員会」は25日、公立大学検討事業の補正予算案について、理事者側から説明を受けたあと審査したが、今回も採決までには至らず、来年以降も継続して検討することになった。次回は1月6日の予定。

　福知山市上野にある市内唯一の造り酒屋、東和酒造（今川新六社長）で、「福知三萬二千石　元旦しぼり」の準備が進められている。地元産の米と自家井戸水を使い、丁寧に味を整えていて、元日に、日の出までに瓶詰めし、申し込んだ人に直送する。

　京都府教育委員会は、来年度の府立中学校入学志願者数を発表した。22日から24日まで願書を受け付け、初めて募集をした福知山高校付属中学校＝土師＝は、募集定員40人のところ114人が志願。倍率は2・85倍だった。

　インフルエンザが急拡大している。直近第51週（12月15日−21日）の定点（調査医療機関1カ所あたり）の患者報告数が13・80となり、福知山市を管轄する府中丹西保健所は25日、インフルエンザ「注意報」を発令した。京都府全体でも拡大傾向が続いていて、19・76。南部では「警報レベル」に入った地域もある。

七赤＝◎流れに身を任せて上昇気流に

　福知山市街地の広範囲が浸水した8月豪雨災害を受けて、国、府、市の3者でつくる「由良川流域（福知山市域）における総合的な治水対策協議会」の第3回会合が24日に開かれた。排水ポンプ増強、河川改修、調整池設置など5年間で取り組む短期対策の総事業費は200億円になるとの試算を示した。

　福知山市前田、雀部幼稚園（大西眞知子園長、13人）の園児たちが放ったメッセージ付きの風船が滋賀県甲賀市まで飛んで行き、風船を見つけた男性から園に手紙が届いた。メッセージには園が今年度末で閉園になることを記しており、男性からの手紙にも閉園を控えた園児を気遣う言葉が記されている。

　少子・高齢化が急速に進む福知山市夜久野町では、地域の疲弊を食い止める個性あるまちづくりを推進するため、住民たちが来春に民間主導の「夜久野みらいまちづくり協議会（仮称）」を設立する準備を進めている。すでに各自治会長へのアンケート調査、100人ミーティング、先進地視察を終えており、今年度内に若者定住策や農業振興策などを盛り込んだ「夜久野みらいビジョン」を策定する予定。

六白＝◎親子で正月プラン立てて幸せ

　厳しい寒さが続くなか、急激な温度変化で体調不良になる「ヒートショック」の疑いで救急要請されるケースが、12月に入り福知山市内で相次いでいる。入浴時の発症が多く、65歳以上の高齢者が目立つ。市消防本部が注意を呼びかけている。

　年末の交通事故防止府民運動の一環として福知山署（竹内敏明署長）は、福知山市の幼稚園、保育園児たちで「交通安全サンタクロース隊」を結成し、署から蛇ケ端の三ツ丸ストア堀店までの間を往復するパレードをした。42人の子どものほか保護者や署員たちも加わり総勢100人以上の列をつくって歩いた。

　地域が誇る歴史遺産を観光のまちづくりにいかす方策を探る「まいづる『歴史遺産』フォーラム」が、1月12日に舞鶴市北吸、舞鶴赤れんがパーク2号棟（市政記念館）で開かれる。無料。先着100人を受け付けている。

　ＫＢＳ京都と京都府警本部主催の「第4回自転車交通安全コンテスト」高校生部門（テレビＣＭ）で、福知山市大江町金屋、大江高校ビジネス科学科の生徒4人でつくる「Ｇｌａｓｓｅｓ（グラッシーズ）」が制作したＣＭ作品が高校生部門で最優秀のグランプリを受賞した。

　社会福祉法人みつみ福祉会が福知山市内で運営する障害者と高齢者の3福祉施設に、今年も匿名サンタからケーキが届いた。ケーキプレゼントは2000年に始まり、毎年市内のスーパーを通じて贈られてくる。3施設で40ホールほどの大量のケーキが届く。

四緑＝◎勝負を急がずとも残り物に福

五黄＝◎気になることから片付け好日

　一年で最も昼の時間が短い日とされる冬至の22日、福知山市三和町寺尾の三和荘では、浴室に地元産のユズを袋に入れて浮かべている。今年は、19年ごとに巡ってくる「朔旦(さくたん)冬至」。冬至と新月が重なり、太陽と月がともに復活を始めるめでたい日とされる。

　水害など緊急時に、人工透析を受ける患者を病院までどのように移送するかを話し合う会合がこのほど、福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやまであり、市内の移送団体や患者団体、病院関係者8人が意見交換した。