早春の福知山の恒例イベント、第22回市民駅伝大会が1日、福知山市猪崎の三段池公園内で開かれた。朝から強い雨が降り、グラウンドがぬかるむ中での開催となったが、エントリーした111チームの内105チームが出場し、懸命にたすきをつないだ。

　2020年の東京五輪に向けての選手育成をと、福知山市陸上競技協会が東羽合の京都共栄学園で特別指導者講習会を開いた。シドニー五輪男子100メートルと400メートルリレーに出場した小島茂之さん（35）が講師となり、市内の小・中学、高校生たちに基本的な走り方などを指導した。

　福知山市のソフトテニスチーム・ワタキューセイモア女子が3月4日から、競技活動の拠点を京都府南部に移す。サンライフソフトテニス部時代から20年間、福知山市内で活動を続け、日本リーグで4回優勝。市のソフトテニスの発展にも寄与してきた。市内のソフトテニス関係者らは、チームの福知山からの活動移転を惜しんでいる。

　京都府に隣接する福井県高浜町にある関西電力高浜原子力発電所について、京都府と関西電力は27日、府域の安全確保に関する協定を結んだ。炉の新増設、事故炉の再稼働にあたっての府の意見表明権、関電の回答義務を盛り込んでいて、原発立地自治体以外では全国初。福知山市など7市町を加えた地域協議会を設け、関電と情報交換する確認書にも調印。同日さっそく第1回協議会を開いた。

　第66回全関西卓球大会（福知山市など主催）が28日、猪崎の三段池公園総合体育館で、2日間の日程で始まった。関西を中心に強豪選手が集い、熱戦を繰り広げている。

九紫＝◎スマイルで人気急上昇の一日

一白＝◎人脈を広げて情報をキャッチ

　産学官連携で「メードイン北近畿」の新商品・技術の開発などに取り組み、地方経済産業の活性化を目指す組織「パワーオンネット」が27日に発足した。中小企業の技術や知識を合わせ、大学や行政の支援も加えた横のつながりを作り、新たな成長戦略を構築する。

　福知山市猪崎の三段池公園内にある市動物園は26日から、レッサーパンダの雄「キャラ」と雌「しらたま」を屋外広場で一緒にして、展示を始めた。いつもはそれぞれの室内展示場にいて壁越しの2匹。さっそくじゃれあい仲睦まじい姿を見せており、二世誕生が期待されている。

　福知山市議会の4年制大学のあり方検討特別委員会が26日、市役所で開かれた。このなかで、成美大学の校舎などを利用した新たな市立4年制大学について、市から基本構想の最終案が提示された。

八白＝◎正直さをアピールして成功へ

　由良川河口でチヌとカレイが釣れている。チヌは体長50センチを超える年無しで、チヌファンにはたまらない大物といえる。

七赤＝◎共通の話題で人間関係が好調

　福知山市立原の主婦、高木素子さん（62）が、自宅2階で水栽培しているアカカブが、菜の花のような黄色い花を次々に咲かせている。

　昭和30年代まで農家で使われていたという、こも（むしろ）や炭俵を編む道具「こもげた」の小型のものを手作りし、それを使って敷物を作る「自然を生かす民芸教室」が、福知山市夜久野町額田の夜久野ふれあいプラザで25日に開かれた。

　福知山市議会3月定例会が25日、開会した。412億5千万円の15年度一般会計当初予算案や条例の一部改正案など、計62件が上程され、松山正治市長ら理事者側が、提案理由を説明した。

　福知山市一ノ宮の三岳小学校が、野花の上川口小学校と統合するまで1カ月余りとなった。統合実行委員会（山部靜雄委員長）は、閉校後も140年の歴史を地域に伝承するため、運動場の一角に統合記念石碑塚を近く造成する。30年余り活動を続けてきた児童の金管バンドなどによる校歌演奏が流れる時計も建立する。3月29日に開く閉校記念行事の中で除幕する。