計画的な行政運営の手法を学ぼうと、中米ニカラグアの自治体関係者19人が、福知山市を訪れている。4日間で、市の総合計画や産業政策、環境、防災計画などを学ぶ。

　福知山市の桃の産地、山崎地区で、桃の花が見ごろを迎えている。周囲ではまだ花が残っている桜もあり、美を競い合っている。

和久　宗市さん

　全国的に冷え込んだ8日。福知山市は午前5時から6時にかけて気温4.2度にまで下がった。三岳山はうっすらと雪化粧。午後には10度ぐらいにまで回復するものの、その後また冷え込み、あす9日朝は3度を下回る予報となっている。

　昨年の8月豪雨で崩壊した福知山市岩間の市道岩間小野線がこのほど、約7カ月半ぶりに本格復旧し、通行止めが解除された。

　花見の人気スポットになっている福知山市夜久野高原の府緑化センターアプローチの両脇の25本のヤエベニシダレザクラが、見ごろを迎えた。垂れ下がる枝に濃いピンクの小花が咲く姿は風情があり、訪れる人が日ごとに増えている。

　東日本大震災後の復興支援のため、宮城県石巻市に2年間にわたって派遣されていた福知山市職員2人が、6日に帰任した。被災地の早期復興のために力を尽くしてきた2人は、「貴重な経験を生かし、福知山でもしっかり仕事に励みたい」と意気込んでいる。

一白＝◎追い風に乗って一気に大吉日

　12日投開票の京都府議会議員選挙は早くも中盤に入った。運動期間中で唯一の日曜となった5日、福知山市選挙区で立候補した4氏の陣営は市内各地を回り、「一票」を求めて有権者に熱く訴えた。

　福知山市役所本庁舎1階に設けられた府議会議員選挙の期日前投票所で、20歳代の市民2人が立会人を務めた。若い人たちに選挙への関心を高めてもらうため、市選挙管理委員会が20〜30歳代の市民を対象に立会人を募集。2人はこの取り組みに賛同し応募した。2人とも初めての体験で、緊張した様子だったが、若者代表として一日しっかりと役割を果たした。

　福知山市夜久野高原にある京都府緑化センター玄関前の築山に植わっているシダレザクラが、見ごろを迎えている。せんてい、害虫駆除や枝折れ防止など行き届いた作業で、枝張りが年々豊かになっている。

　石窯でパン焼きができる里山交流研修センター（綾部市鍛冶屋町）で、野生鹿の肉を使ったジビエパンを作る体験教室が12日に開かれる。時間は午前9時から午後1時にかけて。先着20人を受け付けている。

七赤＝◎いろんな方法を探るチャンス

　福知山市猪崎、三段池公園の市動物園（二本松俊邦園長）で保護している国の特別天然記念物・コウノトリが、2日から一般公開されている。訪れた人たちはその生態を興味深く見ている。

　京都府議会議員選挙が3日、告示された。福知山市選挙区は午前8時30分から福知山市篠尾新町の府福知山総合庁舎で立候補の届出が行われ、定数2に対し4人が早々に届け出た。投票は12日。

　宮津市の天橋立で40センチ台の良型のチヌが上がっている。海水温がまだ低く、ほかの魚の釣果はあまり聞かれないが、チヌは春の産卵期で沖合いにいたものが一斉に浅場に入ってくる乗っ込みのシーズンを迎え、大物が期待できそう。

六白＝◎交渉事がうまくまとまる一日

　京都府北部と兵庫県北部を走る第三セクター・北近畿タンゴ鉄道（ＫＴＲ）は1日、「京都丹後鉄道（略称・丹鉄）」の名で再出発した。赤字脱却を図るため、運行と鉄道施設管理の収支を分ける「上下分離方式」を採用し、運行は高速バス事業を手がける「ウィラーアライアンス」が設立した子会社「ウィラートレインズ」が引き継いだ。同日、福知山市で開業式と出発式があり、沿線自治体、公共交通関係者ら約70人が、地域振興に期待を込めた。

　福知山の春を代表する一大イベント、第28回福知山お城まつりが4、5両日、福知山市中ノの御霊公園などをメーン会場に開かれる。2年連続の水害で被災した地元を元気にしようと、合言葉は「がんばろう福知山!!」。ステージショー、全国のご当地キャラクターの大集合、呼び物の食の祭典や光秀行列、福知山踊りのパレードなど、多彩な企画で盛り上げる。